女優の中越典子さんが主演したケータイドラマ「悪の教典−序章−」が携帯電話専用放送局「BeeTV」で配信されている。ヒット中の映画「悪の教典」(三池崇史監督)の前日譚(たん)である「序章」で、中越さんは主人公・蓮実聖司(伊藤英明さん)が勤務する高校のカウンセラー、水落聡子を演じている。中越さんのこだわりのものは「ハンカチ」で、学生時代、絵の勉強をしていた影響もあり、「色遣いがきれいな絵画的なデザインのものが好き」という。中越さんにこだわりについて聞いた。(毎日新聞デジタル)
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中越さんは現在、60枚ほどハンカチを持っているといい、「ヴィヴィアン・ウエストウッドのものは好きで毎年買うのでたまってきて、ヘビーローテーションにならないものも含めてそのくらいはあると思います」という。傾向としては「ビビッドな色が好きだったり、色遣いがキレイなものだったり、絵画のようなものが描かれているのも好きです。女性らしいレースのハンカチというよりも、それ自体が絵画のようなものの方が多いですね」と話す。ハンカチはたまに忘れる日もあるというが、「ふと見たときに自分が元気になれるというようなハンカチは必需品ですね」と笑顔で語る。
学生時代に絵を学んでいたこともあり、展覧会などにもよく行くといい、「スイスの妖精を描いている絵本画家のクライドルフさんの展覧会をこの間、渋谷のBunkamuraに見に行きました。虫とかが妖精になっていて、人みたいに動いて生活している絵で、ああいうファンタジックなものが好きなんですよね。と思いきや、フランシス・ベーコンみたいにちょっとぶっとんだ少し怖いような絵も好きだったり、ダリみたいな絵も好きだったり。バスキアのようにストリートの先がけのようなスプレーとかで描いた絵も好きだし。ゴッホやワッシャーとか、ああいう色がきれいなものが基本好きですね」と次から次へと好きな画家の名前が出てくる。
花などの植物も好きで「カサブランカとか、ヘルコニアとか高山植物、そのへんで咲いている紫の小さな花とか……。お花は絶対に家に欠かさないですね。疲れているときに生花を見ると元気になれたり、私が疲れていると一緒になって枯れちゃったりもするんですけどね(笑い)。お花が持っている世界観とか、ミクロの世界が好きで、虫の世界とか花のおしべとめしべの形を見ていると美しくて、そこからいろいろと物語を想像したりしています」とそのファンタジックな世界観を楽しんでいる。熱帯魚も飼っていて、「小さな、でも生命を感じる世界が好きですね」と好きな世界に思いをはせていた。
次回は「悪の教典−序章−」での役どころや女優としての未来像について聞く。
<プロフィル>
なかごし・のりこ 1979年12月31日生まれ、佐賀県出身。ファッション誌「ViVi」のモデルとして活躍後、99年にドラマ「天国のKiss」(テレビ朝日系)で女優デビュー。00~02年には情報バラエティー番組「王様のブランチ」(TBS系)に出演。03年に出演したNHK連続テレビ小説「こころ」で東京・浅草のうなぎ屋の娘役で主演し、ブレークした。04年にはフジテレビの月9ドラマ「プライド」に出演。05年のNHK大河ドラマ「義経」では建礼門院徳子役で出演した。NHKのバラエティー番組「サラリーマンNEO」にも06年からレギュラー出演している。おもな映画出演作に「ストロベリーショートケイクス」(06年)や「グミ・チョコレート・パイン」(07年)、「ドロップ」(09年)、「孤高のメス」(10年)、「岳」(11年)などがある。「悪の教典−序章−」はDVDでも発売中。3990円。
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