人気育児雑誌7誌が選んだ今年の子育てのトレンドを表彰する「第5回ペアレンティングアワード」の授賞式が29日、東京都内で行われ、タレントで俳優の石田純一さん(58)がヒト部門で受賞した。先日生まれた理汰郎君が自分と似ているところについて、石田さんは「自分のことで言いにくいんですけど、なかなか気遣いがあるところが似ているとは思う」と早くも親ばか発言が飛び出した。MCから「まだ(生まれて)1カ月たってないけど、もう気遣いですか?」と突っ込まれるも、「いろいろな方が見えて抱っこしてくれるんですけど、泣かずにニコニコしているんです。そこらへんが似ていてよかったと思う」と大まじめに話していた。
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理汰郎君の将来について、石田さんは「本人がやりたいと思ったことをやってほしい」と親心を見せつつも、「もし可能だったら、大リーグに挑戦するくらい、世界でも活躍できる選手になってほしい!」と大きな願望を告白。自身も好きだという野球かゴルフをやってほしいと語った石田さんだが、「それまで生きていたいな」とぼやき気味に話し、会場の笑いを誘っていた。
また、妻でプロゴルファーの東尾理子さんについて、「(石田さんが)仕事から帰ってきたら、理汰郎君を抱っこして、理子をゆっくりさせてあげたい」と気遣いを見せた石田さん。夫としての働きぶりを「80点」と自己採点し、「おむつを替えたり、お風呂に入れたりするのが遅くて。『慎重なのはいいけど、風邪引いちゃうからもっと早くして』と言われています」と子育てエピソードを披露していた。
ペアレンティングアワードは毎年、子育てにまつわってトレンドになった人やモノ、コトなどを選出し、表彰するもので、今年で5回目。ヒト部門では石田さん、理子さん夫妻(夫婦部門)のほか、タレントの小倉優子さん(ママ部門)、元格闘家の魔裟斗さん(パパ部門)、カリスマボディーメークトレーナーの樫木裕実さん(文化人部門)、ロンドン五輪の重量挙げの銀メダリストの三宅宏実選手、義行さん親子(親子部門)が受賞し、授賞式に出席した。(毎日新聞デジタル)