高嶋政伸:“魔性の女”に身を破滅させる役に挑戦

連続ドラマ「サキ」で“魔性の女”に身を破滅させる役を演じる高嶋政伸さん
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連続ドラマ「サキ」で“魔性の女”に身を破滅させる役を演じる高嶋政伸さん

 モデルの美元さんとの離婚が成立したばかりの俳優の高嶋政伸さんが、13年1月から放送される連続ドラマ「サキ」(関西テレビ・フジテレビ系)で、女優の仲間由紀恵さん演じる“魔性の女”サキに翻弄され、身を破滅させる愛妻家の総合病院理事長を演じることが30日わかった。高嶋さんは「最初に秩序立った人間像をどこまで高く出せるかが今回のテーマ。きちっとしてればしてるほど、壊れていくさまがおもしろいし、やりがいがあると思うんです」とコメント。サキのような女性については、「だまされる人たちはある種、幸せかもしれないですよね。一瞬でも、秩序の枠からはみ出ることができて、自由に飛び放つことができたんですからね。難しいですけどね。ダークな面が100%出されて、人間の本能がむき出しになっちゃいますからね」とコメントしている。

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 ドラマは11年放送のドラマ「美しい隣人」(同)の第2弾。同ドラマスタッフが再集結し、前回、仲間さんが演じた女性をターゲットにした悪女「マイヤー沙希」と同一人物の「網浜サキ」を主人公に、今回は男性たちをターゲットに描いていく。ターゲットになるのは、高嶋さん演じる理事長のほか、生き別れた姉を捜していた大手雑誌社の記者(三浦翔平さん)、人望が厚く正義の味方と名高い弁護士(萩原聖人さん)ら複数の男たち。

 また、高嶋さんはサキについて「きれいな花で虫を呼び寄せる食中植物みたいですよね。彼女の場合は、美しさにプラスしてモテる女性の条件の隙があるということですよね。隙があるから男はその隙に入りたいと思うんですよね。隙に入っちゃうと、それは実は作られた隙だったりするんですが、この子をなんとかしてあげないと…とか、かわいいな…とか、教えてあげたいな…とか。そこに僕の演じる須藤も入っていってしまう」と解説している。

 サキに不信感を募らせていく女性記者役を内田有紀さんが演じるほか、庄野崎謙さん、石黒英雄さんも出演。主題歌「Catch Me −If you wanna−」は、「美しい隣人」の主題歌を歌った韓国の男性ユニット「東方神起」が担当する。

 ドラマ「サキ」は、13年1月8日スタートで、毎週火曜午後10時から放送。初回は15分拡大で放送。(毎日新聞デジタル)

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