3月10日に最終話が放送されたNHKの「ドラマ10『テミスの不確かな法廷』」と、3月8日放送の第9回で一つの区切りを迎えた感のある同局の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。今年1月にスタートし、ドラマファンの間で好評を博してきた両作において、ヒロインポジションで輝きを放ったのが、鳴海唯さんと白石聖さんだ。それぞれの作品をステップに、さらなる飛躍が期待される2人。ここまでの歩みを振り返りつつ、いくつかの共通点を紹介したいと思う。
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「テミスの不確かな法廷」でヒロインの弁護士・⼩野崎乃亜を演じた鳴海さんは1998年5月16日生まれ、兵庫県出身の27歳。2018年に俳優として活動を開始すると、翌年の連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(2019年度前期)でドラマデビューを果たす。以降、2021年12月公開の映画「偽りのないhappy end」で主演を務めるなど、着実にキャリアアップを続け、求人情報サイト「レバテック」をはじめ、Nintendo Switch「超探偵事件簿 レインコード」「クラレ」「JCBカード」「若築建設」といったCMにも次々と起用されるが、この頃はまだまだ「知る人ぞ知る」存在だったようにも思える。
一つの転機となったのが、2023年4月の芸能事務所「フラーム」への移籍。ほどなくして、同年の大河ドラマ「どうする家康」への出演が発表。自身初の大河ドラマで、「戦国最強」とも称される本多忠勝(山田裕貴さん)の娘にして、少々やんちゃな稲に扮(ふん)した。また昨年は、NHKのオムニバスドラマ「地震のあとで」(のちに映画化)の第2話「アイロンのある風景」での主人公役を経て、「あんぱん」で6年ぶりに朝ドラに登場。ふだんはおしとやかだが、酒が入るとじょう舌になる“のんべえ女子”琴子を好演したことも記憶に新しく、直近の「テミスの不確かな法廷」で初めてドラマのヒロイン役を務めた。
一方、「豊臣兄弟!」で“悲劇のヒロイン”となる主人公の幼なじみ・直に扮した白石さんは、1998年8月10日生まれ、神奈川県出身の27歳。2016年放送の連続ドラマ「AKBラブナイト 恋工場」(テレビ朝日系)で芸能界デビュー。徐々にCMやドラマ、映画に起用されるようになり、2018年ごろから雑誌などで「次世代ヒロインの一人」として取り上げられ始めると、桂正和さんの人気恋愛マンガを実写化した「I”s(アイズ)」(BSスカパー!)では、約700人の中からオーディションでメインヒロインの葦月伊織役に抜てきされた。
「I”s」とほぼ同時期に放送された2019年の連続ドラマ「絶対正義」(東海テレビ・フジテレビ系)では、ドラマの序盤は主人公の“正義のモンスター”高規範子(山口紗弥加さん)の高校時代、後半からは成長した範子の娘を演じ、キャラクターの内に秘めた冷酷さや狂気を体現し、俳優としての振り幅を証明。その後も活躍は続き、同年4月からは“美少女タレントの登竜門”とも言われる結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)の12代目CMガールを1年間務め、バンダイスピリッツ原案、ADKエモーションズ企画で2021年に放送された“新時代の大人向け特撮ドラマ”「ガールガンレディ」(MBS)などに主演。昨年、配信されたAmazon Originalドラマ「私の夫と結婚して」での“悪女ぶり”も話題となった。
なお、白石さんも昨年5月から芸能事務所「フラーム」に所属していて、鳴海さんと同じく移籍組の一人だ(同事務所にはここ数年で吉岡里帆さん、中村里帆さん、宮崎優さん、長濱ねるさんも新たに加わっている)。また鳴海さんと白石さんは前述の通り、同い年。この世代(1998年度生まれ)は、芸能界に逸材がそろうことから以前より「花の98年組」「奇跡の世代」などと呼ばれて注目を集めてきたが、朝ドラヒロイン経験者の4人(広瀬すずさん、橋本環奈さん、葵わかなさん、福原遥さん)あたりと比べると、鳴海さんと白石さんはデビューは少し遅く、その名前が知られるようになっていたのも20歳前後と、決して早くはない。
実際に鳴海さんは、もともと同い年の広瀬さんの大ファンで、広瀬さん主演で2018年に公開された映画「ちはやふる-結び-」にエキストラとして参加し、そのことをきっかけに俳優の道に進んだ、という経緯がある。また、白石さんに関しては、今回「豊臣兄弟!」を通して、その演技を「初めて見た」との声が意外と多く上がっていて、逆にいえば(たとえそれが視聴者側の勝手なイメージであったとしても)「使われすぎていない」「変な色がついていない」ところも魅力の一つだろうし、鳴海さんにも近いものを感じる。
ちなみにこれは完全なる余談ではあるが、それぞれ自身について、過去のインタビューで「ふわふわ要素は私の中にまったくない」(鳴海さん)、「全然、女の子らしいとは思わない」(白石さん)と語っていることからも、なんとなく素顔は“サバサバ系“であることがうかがえ、醸し出す雰囲気も、どこか甘さ控えめなのもいい。いずれによせ「テミスの不確かな法廷」と「豊臣兄弟!」の演技を受けて、次の作品ではどんな顔を見せてくれるのか、楽しみが増したことは間違いない。
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