「2013年度ミス日本コンテスト」(日本ミスコンテスト事務局)に出場する候補者12人が3日、発表された。プロボウラーとして活躍する日本女子大2年の渡辺けあきさん(20)や、元子役で神戸女学院大大学院1年の小峰玲奈さん(23)、ミス沖縄としての活動経験もあり、現在はラジオ沖縄のアナウンサー兼報道記者の伊波紗友里さん(24)ら、各地区の代表選考会をへて選ばれた多彩な顔ぶれの候補者が出そろった。コンテストは来年1月28日に最終審査が行われ、グランプリが決定する。
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3日、東京都内で行われた発表会には、欠席の2人を除く10人が出席。それぞれ、大会を目指すきっかけや意気込みなどを語った。子役としてドラマや映画、CMなどに出演し、俳優の三浦春馬さんや戸田恵梨香さんらとも共演経験があるという小峰さんは、小学6年の時、「森の学校」という映画で共演した三浦さんに、「本当に小学生かと思うくらいプロでした」と仕事への姿勢について影響を受けたといい、子役での経験が今までの人生でもっとも影響を与えたことと話した。
また、伊波さんは、コンテストに応募した理由について、取材した東日本大震災の被災地での経験や地元・沖縄の米軍基地問題がきっかけと語り、「地域の“光”だけでなく、こうした“影”を知り、痛みを感じてそれを伝えていけるようなミス日本を目指したい」と意気込んだ。
そのほか、最高スコア298ピンというプロボウラーの渡辺さんは「プロスポーツ選手でありながら、あがり性なので、それを克服するため」と応募のきっかけを語り、慶応大2年の竹上萌奈さん(20)は、「高校時代、人間関係に悩み、不登校になりましたし、過食症、拒食症も経験しました。その中で、数少ない私を愛してくれる人に支えられ、もう一回頑張ってみようかなと思いました。この経験を生かして人が変われるんだというところを伝えていきたい」と笑顔でアピールしていた。
同コンテストは第1回が1950年に開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出。45回目となる今回は「日本を愛(いつく)しむ こころ美人」をテーマに行われ、応募総数2825人の中から選出された候補者12人が13年1月28日に行われるグランプリ決定コンテストに出場する。(毎日新聞デジタル)
安田衣里(24)▽福永直子(22)▽竹上萌奈(20)▽渡辺けあき(20)▽横山林沙(21)▽中村杏奈(22)▽稲田舞子(22)▽古賀ゆかり(21)▽伊波紗友里(24)▽小峰玲奈(23)▽鈴木恵梨佳(22)▽村上志麻子(21)