青木康平選手:NBA解説に初挑戦で先輩に緊張? 今季の見どころ語る

WOWOWでNBAの解説に初挑戦した青木康平選手
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WOWOWでNBAの解説に初挑戦した青木康平選手

 プロバスケットリーグ「bjリーグ」の東京サンレーヴスに所属する青木康平選手が8日、WOWOWで生中継された米プロバスケットボールリーグ「NBA」の「ロサンゼルス・レイカーズ対オクラホマシティー・サンダー」にゲスト解説者として出演した。NBAの解説は初めてだったという青木選手に、初挑戦の感想やNBAの見どころを聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 青木選手はこの日、福岡大学附属大濠高の先輩で専修大時代のコーチだった中原雄さんと試合を解説。青木選手は「中原さんと一緒だったのでかしこまりましたね。大濠高校は上下関係がしっかりしているので、先輩がいるからしっかりしないと……となった。べつに中原さんに何かされたわけではないですよ」と話すように、先輩との共演に少し緊張したようだ。

 青木選手はこの日、試合があったサンダーの中でケビン・デュラント選手に注目しているといい「デュラントは見ていて、応援したくなる選手ですね。エースなんだけど、ロールプレーヤー(自分の得意な数種類のプレーでチームに貢献する選手)のような動きもできる。僕が見ていて、いいバスケットができているのはサンダー。それはデュラントのお陰というところもある。僕は(レイカーズの)コービー(・ブライアント選手)よりもデュラントが上だと思っている」と絶賛する。一方、レイカーズについては「コービー頼りになっているところがある。周りが『コービーにパスをしなきゃ』となっていて、楽しそうにバスケをしていないようにも見える」と厳しく評価する。

 今季、注目しているチームを聞くと、「サンアントニオ・スパーズ」を挙げ、その理由を「能力が高い選手が集まっているわけではないけど、きれいなバスケをやっている」と説明する。また、注目の選手については「けがから復帰した(ロサンゼルス・クリッパーズのチャンシー・)ビラップス。身体能力は高くないけど、IQが高く、シュート力がある」と話す。

 今後の予定や目標については「シーズン中なので、チャンピオンになるための課題をクリアしていくことに集中しています。それと、バスケットボールの発展のために、こういう仕事(解説など)を積極的にやってみたいですね。僕でよければ!」と元気よく語っていた。

 WOWOWはNBAの注目の試合を放送するほか、毎週土曜は「スーパーサタデー」と題し、放送時間を拡大してチームの歴史や選手の生い立ちを紹介している。また、毎週月曜午後11時半から「週刊NBAアクション」を放送中。

 <プロフィル>

 青木康平(あおき・こうへい) 80年12月13日生まれ。東京サンレーヴス所属。身長167センチ、体重75キロ。ポジションはポイントガード。ゲーム好きで、最近はPS3用バスケットボールゲーム「NBA 2K13」にハマッているという。東京サンレーヴスは22、23日に稲城市総合体育館(東京都稲城市)で岩手ビッグブルズと試合を行う。

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