ぼのぼの:「いぢめる?」「それはヒミツです」など218の哲学的名言集 上下巻で発売

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 ラッコのぼのぼのが主人公のいがらしみきおさんの動物4コママンガ「ぼのぼの」の心に残るせりふを集めた名言集が、上下巻で24日に発売された。シマリスくんの名言「いぢめる?」や「それはヒミツです」「楽しいことが終わるのは、悲しいことが終わるため」「今日は風となかよくしてみよう」「理由はないけどすごくさびしくなる時はある」など、ふきだしのせりふから生まれた名言を218本セレクトし、名言とイラストを右ページに、名言にまつわる4コママンガと解説を左ページに掲載するという見開きで構成されている。

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 「ぼのぼの」は86年から「まんがライフ」「まんがくらぶ」(ともに竹書房)でいがらしさんが連載し、コミックスが36巻で800万部を発行している人気4コママンガ。ラッコやシマリス、アライグマなどほのぼのとした動物キャラクターが織りなす不条理ギャグの中に、哲学的な言葉をちりばめた特異な作品として存在している。

 名言集は、コミックス36巻、絵本5巻、カレンダー5年間分、劇場版アニメの2作の中から厳選された300以上の名言から、218本に絞り込み、上下2巻に分けて掲載した。上巻には、お笑い芸人の東野幸治さんが、原作のいがらしさんに「笑い」について聞いたインタビューを、下巻は哲学者・内山節さんがぼのぼのの哲学性を解説したページを掲載している。新書判各258ページで、上下巻各880円。(毎日新聞デジタル)

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