TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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「ドラゴンクエスト7」(3DS、スクウェア・エニックス)が前回に引き続き断トツの売り上げでV2を達成し、それを「とびだせ どうぶつの森」(同、任天堂)が追う展開となりました。幅広い年代に受け入れられているだけでなく、購買層をゲームユーザーとしてライト、ミドル、コアに分けて分析しても、発売直後からすべての層をまんべんなく取り込めているようです。
「メタルギア ライジング リベンジェンス」(PS3、コナミデジタルエンタテインメント)が首位を獲得しそう。据え置き機では久々の「メタルギア」ということもあり、08年に発売され、PS3の普及に大きく貢献した「4」並みの予約が集まっているだけでなく、体験版も好評で実売にも大いに期待が持てそう。2位以降には「ドラゴンクエスト7」「とびだせ どうぶつの森」が残りそうです。
1位 ドラゴンクエスト7(3DS)
2位 とびだせ どうぶつの森(3DS)
3位 ファンタジーライフ(3DS)
4位 モンスターハンター3G(3DS)
5位 Newスーパーマリオブラザーズ2(3DS)
6位 DmC デビルメイクライ(PS3)
7位 コール オブ デューティ ブラックオプス2 吹き替え版(PS3)
8位 デモンゲイズ(Vita)
9位 ドラゴンクエスト10 レジストレーションコード
10位 バトルロボット魂(PSP)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約500店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。96年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。02年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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