TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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「メタルギア ライジング リベンジェンス」(PS3、コナミデジタルエンタテインメント)がけた違いの売れ行きを見せつけました。内容がシリーズのファンに受け入れられたということでしょう。早くからプロモーションを展開したことも大きかったのでは。4位の「マギ はじまりの迷宮」(3DS、バンダイナムコゲームス)は売り切れ。人気アニメのゲーム第1作はよく売れる傾向にあり、今回の結果もそれを裏付けたといえるでしょう。
月末ということでタイトルも多く、かなり盛り上がりそう。トップは「真・三國無双7」(PS3、コーエーテクモゲームス)と予想。ナンバリングタイトルとしては久々の新作ということで待ち望んでいたファンも多かったのでは。TSUTAYAでもオリジナル特典を用意したこともあり、好調な売れ行きが期待できそう。続くのは完結作となる「レイトン教授と超文明Aの遺産」(3DS、レベルファイブ)、人気シリーズの最新作「シャイニング・アーク」(PSP、セガ)あたりでしょう。また、「ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション」(3DS、バンダイナムコゲームス)は、特典として人気のアーケード版のカードが付くこともあり、上位に来るのでは。
また、28日にVitaの本体が正式に値下げされますが、「ファンタシースターオンライン2」(セガ)、「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS−少女達の証明−」(マーベラスAQL)など強力な新作の登場も相まってかなり売り上げを伸ばすのでは。今週はVitaが最も売れるハードになるかもしれません。
1位 メタルギア ライジング リベンジェンス(PS3)
2位 ドラゴンクエスト7(3DS)
3位 とびだせ どうぶつの森(3DS)
4位 マギ はじまりの迷宮(3DS)
5位 とある魔術と科学の群奏活劇(PSP)
6位 ファンタジーライフ(3DS)
7位 ドラゴンクエスト10 レジストレーションコード(Wii)
8位 モンスターハンター3G(3DS)
9位 Newスーパーマリオブラザーズ2(3DS)
10位 コール オブ デューティ ブラックオプス2 吹き替え版(PS3)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約500店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。96年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。02年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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