ヤフー子会社のGyaO(ギャオ)とグリーは25日、アニメコンテンツへの投資を目的としたファンドを創設することで基本合意したと発表した。
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情報メディア白書 2013(ダイヤモンド社発行)によると、11年の日本アニメの市場規模は2197億円で、そのうちアニメ配信は3年連続で伸びており、作品やキャラクター関連ビジネスも拡大傾向にあるという。両社はこうした市場の将来性に着目し、新たなエンターテインメントの創出を目指そうと12年11月に包括的業務提携を結んだ。
投資ファンド創設はその一環で、ファンドを運営する新会社「フューチャーコンテンツパートナーズ」(仮称)を5月31日付で設立し、新しいアニメコンテンツの制作プロジェクトに投資する。資本金は1億円で出資比率は両社で折半。インターネットを通じた新しいアニメコンテンツビジネスの可能性を開拓し、日本のアニメコンテンツ産業の発展と活性化を目指す。
またギャオは、同投資ファンドの創設に関連し、新会社とグリー、ヤフーの協力のもと、アニメ情報ポータルサイトを開設し、ゲーム、映像、電子書籍などのコンテンツ情報を提供していく。なお、同ポータルサイトは13年上半期の開設を予定している。(毎日新聞デジタル)
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