「2013ミス・ユニバース」日本代表の最終選考会が4日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で、ファイナリスト42人が出場して行われ、三重代表のモデル、松尾幸実(まつお・ゆきみ)さん(25)が日本代表に輝いた。1位が発表されると松尾さんは満面の笑みを見せ、ティアラを贈られたあと、プレゼンターの12年度のミス・ユニバース・ジャパン、原綾子さんと抱き合った。
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スピーチでは「本当に心の中が感謝と達成感と夢でいっぱいです。でも、ここは終着点ではありません」と、世界大会へ思いをはせ、「国民の皆さん、力を私にください。その力で、堂々と世界に立ちます。これからも熱い応援よろしくお願いします」と頭を下げた。
「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、80カ国を超える国々の代表が集まる。日本代表を選出する「ミス・ユニバース・ジャパン」は、「世界一の美女」を目指す日本女性を選出してプロデュースし、その成長プロセスを追う祭典でこれまで、知花くららさん(06年)、森理世さん(07年)らが選出されている。
ファイナリストは、昨年12月全国47都道府県で開催された地方大会で約5000人の中から勝ち抜いた各地区のミスたちで、18~26歳まで合計42人。2月17日~3月3日まで、日本代表にふさわしいトレーニングやレッスンを受けるファイナリストの合宿「ビューティーキャンプ」を行っていた。
最終選考会では、ファイナリストたちがオープニングのダンス審査で42人から15人、水着審査で15人から5人に絞られた後、ドレスやスピーチ審査、質疑応答などを行い、13年の日本代表「ミス・ユニバース・ジャパン」が選ばれた。
司会はフリーアナウンサーの杉崎美香さん、俳優の高橋克典さんが担当し、審査員は美容家のたかの友梨さん、トータル・ワークアウト代表のケビン山崎さんらが務め、12年度のミス・ユニバース・ジャパン、原綾子さん、13年度のミス・ティーン・ジャパンのトラウデン直美さんがゲスト出演した。(毎日新聞デジタル)