黒崎真音:栗林みな実のライブ見て歌手に 音楽のルーツ語る

アルバム「VERTICAL HORIZON」をアピールする歌手の黒崎真音さん
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アルバム「VERTICAL HORIZON」をアピールする歌手の黒崎真音さん

 歌手の黒崎真音さんがインターネット動画番組「MAiDiGi TV Live」に9日出演し、アルバム「VERTICAL HORIZON」の発売を記念した公開インタビューに応じた。声優でも人気の栗林みな実さんのライブを見て歌手を目指したことや、人気歌手のKOTOKOさんや川田まみさんの詩(うた)に影響を受けたことなどを明かした。(毎日新聞デジタル)

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 −−歌手を目指したのは。

 小学生のころに学芸会がありまして、演技はボロボロでしたが、歌は褒めてもらえて、そのときから歌の意識が強くなりました。そしてアニソンのライブに行ったのが転機ですね。栗林みな実さんを見たときの光景は忘れられませんし、同じステージに立ちたいと思いました。夢は3年前にかなったのですが、(感動のあまり)出番の5分前まで泣いていました。

 −−アニメやマンガ、ゲームはプライベートで見たり読んだりしますか。

 昔好きだったのは、マンガ「ふしぎ遊戯」の渡瀬悠宇さんですね。女の子が主人公で、いわゆる乙女ゲームも好きです。今はアニメ「うたプリ(うたのプリンスさまっ)」や、「AMNESIA(アムネシア)」でしょうか。女の子が可愛い作品が好きなので「閃乱カグラ」や「デート・ア・ライブ」もいいですね。

 −−アルバムのテーマ、見どころについて教えてください。

 「VERTICAL HORIZON」は「垂直な地平線」という意味で、太陽が昇っていくイメージです。温かいプラスの気持ちを感じてもらえれば。アルバムはバリエーションが豊かで、ポップな曲がそろっており、デジタルサウンドが多いですね。

 −−自ら作詞をされることが多いですね。

 作詞は好きで、同じレーベルの川田まみさん、KOTOKOさんの詩を見て刺激を受けました。それまでは固有名詞を使うのが苦手でしたが、練習するようになって、歌詞をのせていくたびに喜びに変わり、さわやかにだせるようになりました。

 −−黒崎さんにとって音楽とは。

 大好きなんですが、実は意識したことがありません。小さいころからそばにあるもので、家族とフルートやギターでセッションをするなどして音楽には触れていました。アニソンを通じて思うのは、みんなが楽しめる音楽を作っていこうと思うことですね。

 ◇プロフィル

 くろさき・まおん=1月13日生まれ、東京都出身。10年にテレビアニメ「学園黙示録HIGH SCHOOL OF THE DEAD」のエンディング曲でデビュー。その後もアニメ「とある魔術の禁書目録2」の前期エンディング曲や、映画「リアル鬼ごっこ」新3部作の主題歌を担当するなど活躍を続けている。10日には、アニメ「ヨルムンガンドPERFECT ORDER」のオープニング曲などを収録したセカンドアルバムの「VERTICAL HORIZON」を発売した。

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