ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は「カードファイト!!ヴァンガード ライド トゥ ビクトリー!!」(3DS)です。フリューのコンシューマゲーム部開発二課・プロデューサーの藤原綾乃さんに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
−−ゲームの内容について教えてください。
今作は、今最も注目を集めているトレーディングカードゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」初のゲーム化タイトルです。ゲームオリジナルのストーリーが楽しめるのはもちろん、さまざまな条件が決められたミッションをクリアしていく「ミッションファイト」や、トレーディングカードゲームの醍醐味(だいごみ)でもある対戦もニンテンドー3DSの通信機能を使用して楽しむことができます。通信環境があればネットワークを介しての対戦ファイトでも遊ぶことができます。
−−ゲームのセールスポイントは?
初心者から上級者まで、それぞれが自分のペースでヴァンガードファイトを楽しんでいただけるところです。ルールを知らなくても遊べるように、初歩からヴァンガードを覚えられるチュートリアル(入門部分)を搭載しました。ストーリーにはさまざまな強さのライバルキャラクターを用意し、通信対戦でも、自分のレベルに合った相手とマッチングできるようにしています。
また、何度でも気軽に遊んでいただけるように、カードが動く速度、AIの思考時間、エフェクトのON/OFF機能など、ヴァンガードファイトのテンポ感には特にこだわって調整をしました。
−−企画のコンセプトは?
「集え! すべてのヴァンガードファイター!!」です。ヴァンガードのことは知っているけれど遊んだことはない、遊んでみたいけれどきっかけがつかめない、ヴァンガードが好きでもっと腕を磨きたい、対戦したい、そんなユーザーがカードゲームの楽しさを知ったり、再確認したりするためのツールとなればと思い開発しました。
−−ゲームの開発で苦労したこと、面白いエピソード を教えてください。
敵キャラクターのAI調整には最後まで苦労しました。ストーリーの進行に合わせて徐々に強くしていかなければならなかったのですが、ヴァンガードは運の要素もあるゲームなので、思った通りのゲームバランスにならず、何度も調整を繰り返しました。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
駅の広告やテレビCMで、一度は「カードファイト!!ヴァンガード」という名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか? ヴァンガードは、大人から子どもまで皆で一緒に楽しみながら思考力も養える素晴らしい遊びです。今作を機会に、一人でも多くのユーザーにその楽しさを知っていただけたら幸いです。一緒にヴァンガりましょう!
フリュー コンシューマゲーム部開発二課 プロデューサー 藤原綾乃
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