任天堂が24日発表した13年3月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業損益が約364億円の赤字だった。2期連続の営業赤字で、新型ゲーム機「WiiU」本体の採算が厳しいこと、専用ソフトの開発が遅れていることなどが影響した。
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売上高は前年同期比1.9%減の約6354億円。経常利益は、約395億円の為替差益があったことから約104億円の黒字(前年同期は約608億円の赤字)で、最終純利益は2期ぶりの黒字となる約70億円だった。
14年3月期の予想は、売上高が9200億円、営業利益が1000億円、最終純利益が550億円。国内で好調な3DSは、国内で300万本を出荷した「とびだせ どうぶつの森」を6月に欧米で、「ポケットモンスター」シリーズの最新作「X・Y」を世界で10月に発売し、携帯ゲームの人気を欧米で定着させる狙い。苦戦しているWiiUは、自社の有力タイトルを今年の後半から来年に発売して巻き返すという。(毎日新聞デジタル)
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