パラパラマンガで再ブレークを果たしたお笑い芸人・鉄拳さんが地元の長野県大町市を盛り上げる「信濃大町観光大使」に就任し、1日、東京都内で委嘱式が行われた。鉄拳さんは「何で僕が」と戸惑いつつも、PRの構想については、現在放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の劇中アニメーションを担当していることにかけて、「山女ちゃん(やまちゃん)」という新キャラクターを提案。「次の朝ドラでもいい。大町からアイドルを出したい。『OMC1』とかでオーディションをしたい」と同市の牛越徹市長に熱烈に語った。
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大町市について、鉄拳さんは「のどかな町、東京に来て良さが分かった。住んでるときには気づかなかった」といい、「テレビに出てないときは地元みんなで『大丈夫かな』と心配してくれていたみたい。最近は仕事をしてるので、みんなチェックしてくれている。うれしいです」と感謝した。おすすめの場所については「最近アニメの『おねがい☆ティーチャー』で取り上げられて、聖地巡礼のお客さんが来る木崎湖」といい、「観光大使ってどんなことやればいいんですか? イベントをやりたい」と牛越市長に積極的に企画を提案した。
式には、同じく長野県出身のお笑い芸人、もう中学生さんも応援に駆けつけ、“絵心ある芸人”として、2人で大町市のキャラクター「カモシカのおおまぴょん」に続く新キャラクターを提案した。鉄拳さんは「山女ちゃん」のほかにおおまぴょんのお兄さん「おおまぴん」を描き、「どこまで僕ができるか分からないんですが、いろんな人に宣伝して大町をいろんな人に知ってもらえるように頑張ります。仕事ください。何でも行きますから」と意気込んでいた。(毎日新聞デジタル)