人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さんと掘北真希さんが主演を務める「県庁おもてなし課」が11日に封切られた。映画化され公開中の「図書館戦争」も好評の有川浩さんの小説が原作。「おひさま」や「泣くな、はらちゃん」で知られる岡田惠和さんが脚本を担当し、三宅喜重監督がメガホンをとった。この有川さん・岡田さん・三宅監督の3人は、11年公開の「阪急電車 片道15分の奇跡」でもタッグを組んでいる。
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高知県庁は、観光促進を目的に「おもてなし課」という新部署を創設する。そこに配属された、やる気はあるが、いまいち空気が読めないKYな職員・掛水史貴(錦戸さん)が、アルバイト女性の明神多紀(堀北さん)や上司(甲本雅裕さん)、先輩職員(松尾諭さん)らとともに、高知県の“町おこし”に奮闘する姿を描いている。掛水にアドバイスする“伝説の元県庁職員”に船越英一郎さんがふんするほか、その娘を関めぐみさん、高知県出身の人気作家・吉門喬介を高良健吾さんが演じている。
俳優たちの演技が、みなおおらかで心地いい。錦戸さんは、爽やかさを振りまきつつ、KYなのが玉にきずの真面目な掛水を好演。堀北さんも、ほんわかした表情と演技でヒロインをそつなくこなし、彼ら2人のラブストーリーもカラッとほほえましく描かれている。映画ではまた、掛水がパラグライダーに乗る場面(錦戸さんは、実際にパラグライダーを体験したそうだ)では、「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」の寺本幸代さんによるアニメーションが挿入されるなどの楽しい仕掛けも用意されており、好感度の高い明るい作品になった。11日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
<プロフィル>
りん・たいこ=教育雑誌の編集、編集プロダクションをへてフリーのライターに。映画にまつわる仕事を中心に活動中。横浜赤レンガ倉庫で連休中に開催されたドイツの春祭り「フリューリングスフェストに行ってきた。ドイツビールはおいしかったが、食べ物の屋台が少なく、食いっぱぐれたのが残念。
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