歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが29日、東京都内で行われた歌舞伎公演「市川海老蔵 古典への誘い(いざない)~江戸の華~」の製作発表会見に登場。この日の会見の模様も早速アップするなど、頻繁にブログを更新していることで話題を集めている市川さんは、報道陣からブログについて聞かれると、「映画とかの場合は待ち時間があるのでしっかりブログできるんですけど、歌舞伎の場合は、舞台に出てたらできないし、(生活の)ルーティーンが同じ。挙げる内容になってしまうので申し訳ない」と読者への気遣いをしていることを告白。一方で、8月の自主公演まで期間的に行うつもりだったことを明かし、「いつやめてもいいかなと思ってる。飽きそうだ……。楽しいですけどね」と本音をチラリを見せていた。
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3月に妻でフリーキャスターの小林麻央さんとの間に誕生した第2子となる長男の名前を、「勧玄(かんげん)」君とブログで発表した市川さん。「家族ネタを(ブログに)あまり載っけないのが我が家の趣旨」と話した市川さんだが、勧玄君については「成長してる。人間の香りが父親(團十郎さん)と同じ香りで、顔つきも僕より似てる。昨日もにらまれた」と目を細めていた。
「市川海老蔵 古典への誘い~江戸の華~」は、伝統芸能をよりわかりやすく多角的に味わってもらおうと、市川さんが企画し、12年にスタート。2回目となる今年は「清元」がテーマで、市川さんは、清元の項目の中でも対照的な「保名」と「お祭り」の2演目を踊る。10月5~31日に東京・浅草の浅草公会堂のほか、全国13都市で上演。(毎日新聞デジタル)