AKB48研究生の峯岸みなみさんは、「第5回AKB48選抜総選挙」で前回14位から18位に順位を落とし、総選挙での選抜メンバーから初めて漏れることになった。今年1月に週刊誌に恋愛スキャンダルを報じられたことを受けて丸刈りで謝罪、研究生に降格された峯岸さんは「私を見捨てずにいてくれてありがとう」と18位にも納得した様子で、「伸びた髪の毛の分、私も少しずつ成長しています。これからも見守っていてください」と会場に呼びかけた。(毎日新聞デジタル)
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ウィッグを付けず、ベリーショートの髪形で開票イベントに出席した峯岸さんは、18位で名前を呼ばれ、壇上に上がるとまじめな表情で自己紹介した後、深々とおじぎをし、「大好きなAKBに傷をつけてしまった私が今回このステージに立候補すること自体、間違っているのではないかとたくさん何度も何度も考えました。ですが、今このステージから逃げてしまえば、もうステージに立てなくなると思い、私はこのステージに立ちたいと強く思うようになりました」と立候補の経緯を明かした。
さらに、「今このステージで感謝の気持ちを皆さんに伝えられていることをとても幸せに思っています。ステージに上がる勇気を、そしてきっかけを与えてくださった皆様、こんな私を見捨てずに支えてくれて本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、「これから、どんなに格好悪くても一から頑張って、またAKB48として認めてもらえるようにがむしゃらにやっていきたいと思います」と決意を語った。その後、「お陰さまで髪の毛はこれくらい伸びてきました。伸びた髪の毛の分、私も少しずつ成長していると思っています。これからも見守っていてください。本当に幸せです」とうれしそうに語っていた。
また、イベント後にはフジテレビの舞台裏中継にも登場。スタジオ司会の宮根誠司さんから「髪の毛だいぶ伸びたね」と振られると、「伸びました! 本当に、この日のためにいろいろ髪が伸びるもの(育毛剤)を調べて、それを取り寄せてつけたり、ビタミンCとアロエを一緒に飲んだり、いろいろ試行錯誤して、ここまで伸ばすことができました」とうれしそうに語った。
その後、日産スタジアムで見守っていたという両親と対面した峯岸さんは、「心配かけてごめんなさい」と泣き崩れ、母親から「今日の舞台に立つのも怖かったと思うけど、よく頑張りました」とねぎらいの言葉をかけられると、「これを機に新たに頑張りたいと思いますので、これからも見守っていて、支えてくれるとうれしいです」と両親に改めてあいさつ。さらに、母親から幼少時から大切にしているぬいぐるみを手渡され、顔をうずめて親子で泣き笑いしていた。