GACKT:40歳の誕生日に“聖地”でライブ 金爆・鬼龍院も祝福

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 歌手のGACKTさんが4日、40歳の誕生日を迎え、横浜アリーナ(横浜市港北区)で記念ライブを行った。“弟分”として可愛がっている4人組ビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」(金爆)のボーカル鬼龍院翔さんもお祝いにかけつけ、集まった1万人のファンからの「ハッピーバースデー」の歌のプレゼントを受けると、GACKTさんが目に涙を浮かべる場面もあった。

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 この日は、3日に発売した2枚のベストアルバム「BEST OF THE BEST vol.1 −MILD−」「−WILD−」とリンクした4年ぶりの全国ツアーの横浜アリーナ公演。ファンの間で“聖地”とされる同所で、GACKTさんがライブを行うのは9年ぶりで、「WHITE LOVERS −幸せなトキ−」や「LAST SONG ~UNPLUGGED~」、新曲「サクラ、散ル…」など、ベストアルバムの収録曲を中心に16曲を歌い上げた。

 中盤のMCでGACKTさんが「7月4日をもちまして、神威楽斗(かむいがくと)、40歳になりました」とあいさつ。客席から「おめでとう」の声が飛び、鐘の音が鳴り響くと、花道の先にある小ステージの床が開き、巨大なバースデーケーキが登場。集まった1万人が青いケミカルライトを揺らしながら、「ハッピーバースデー」を歌いGACKTさんを祝福した。ろうそくの火を吹き消し、ゆっくりと客席を見渡したGACKTさんの目にはうっすらと涙が浮かんでいた。

 ラジオDJのやまだひさしさんから、40歳にちなみ「40の質問」がぶつけられたり、映画「MOON CHILD」で共演したHYDEさんらからのビデオメッセージが映し出されると、しんみりとした空気はなごやかなムードに一変。ツアーグッズの白い猫耳をつけた鬼龍院さんが「GACKTさん、おめでとうございます」と花束を持って登場すると、GACKTさんは苦笑い。学生時代からGACKTさんにあこがれていたという鬼龍院さんは「(聖地である)横浜アリーナで祝えるなんて」と大興奮。さらに「僕に夢をありがとうございます」とGACKTさんに向かい深々と頭を下げた。

 終盤には、自身が「DEARS」と呼ぶファンをタイトルにした「DEARS」を同ツアーで初めて披露した。アンコールでは、原案・脚本・演出・主演と4役を務めた昨年の舞台「MOON SAGA −義経秘伝−」の世界観を「サクラ、散ル…」で再現。舞台の映像などを背後のスクリーンに上映し、桜の花びらが舞い落ちる中、平安貴族に扮(ふん)して歌うGACKTさんに、息をのむファンも数多く見られた。GACKTさんは、7日に同地で全国ツアーの追加公演を行う。(毎日新聞デジタル)

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