俳優の吉沢悠さんが22日、東京・有楽町の劇場「シアタークリエ」で行われた舞台「宝塚BOYS」の公開通しげいこを前に会見した。宝塚歌劇団(宝塚)にかつて存在した「男子部」のメンバーたちの物語で、今年3月に結婚したモデルで女優の桐山マキさんが宝塚ファンという吉沢さんは「(桐山さんは舞台を)見に来ると思う。そういう意味でプレッシャーはある」と照れ笑いしていた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
舞台は、宝塚歌劇団に第二次世界大戦後わずか9年間存在した「男子部」で“明日のスター”を夢見て青春を駆け抜けた男たちの物語。1945年に創設され54年に解散した男子部について書かれたドキュメンタリー「男たちの宝塚~夢を追った研究生の半世紀」(神戸新聞総合出版センター)を原案にしている。2007年に初演され、今回が4度目の上演。男子部のメンバーは、吉沢さんはじめ7人全員が初出演となる。
男子部メンバーとして、本格的にダンスと歌に挑戦した吉沢さんは、23日の初日を目前に控え、「長いけいこ期間だった。かなり熱い4代目のボーイズが生まれたと思う。楽しみに劇場に足を運んでいただきたい」と手応えを語っていた。会見には元宝塚娘役トップスターの初風諄さんらキャストも登場した。舞台は、23日から8月11日まで同劇場で上演後、名古屋、兵庫、横浜、新潟、千葉でも上演予定。(毎日新聞デジタル)