“高学歴芸人”として知られるお笑いコンビ「ロザン」が、学習用ノート「スイング・ロジカルノート」(ナカバヤシ)の発売3周年を記念したキャンペーンの一環として3日、東京都内で高校生2人に勉強法を伝授した。スイング・ロジカルノートは、ロザンの2人とナカバヤシが共同開発したノートで、2009年9月に発売され、累計売り上げが3000万冊を超えるヒット商品となっており、宇治原史規さんは「うれしいですね」と喜んだが、「今後、受験市場に積極的に参加してみては?」という提案に「ただ(もうけ話は所属事務所の)吉本が黙っていないでしょうね」と慎重な姿勢を見せた。
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スイング・ロジカルノートは、ページの分割や段落分けなどが簡単にできる縦のライン、小文字や大文字が混在したアルファベットが書きやすいように1行を3分割するラインなどが用意されているのが特徴。発売3周年を記念したキャンペーンを展開しており、購入者の中から抽選で神奈川県の高校3年生の濱田耀さんと千葉県の高校1年生の森田聡美さんの2人が選ばれ、この日、ロザンが勉強法を教えたほか、24日には大阪で10人を招待して「ロザンの学習応援塾」を行う。
宇治原さんは、高校生2人に暗記法や英語の長文読解など勉強法を教え「2人が真剣でうれしかった」と喜んでいたが、菅広文さんは「下ネタは試験にでない」「暗記は努力しかない」などと持論を展開し、高校生を困惑させ、「申し訳ないです」と苦笑していた。
また、受験生に向けて、宇治原さんは「100点を取るには、120点取れるくらい勉強をしてください。焦らなくてもいいですよ!」、菅さんは「受験はゴールじゃなくてスタートだと思ってください!」とメッセージを送った。(毎日新聞デジタル)