お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣 (あきひろ)さんが20日、自ら脚本を手がけ、出演する舞台「ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック!」の公開を翌日に控え、紀伊国屋サザンシアター(東京都渋谷区)で会見。舞台について「自分で言うのもなんですが、相当面白いと思う」と自信を見せた。一方、自らツイッターで批判して騒動に発展した放送作家の鈴木おさむさんの小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」についても聞かれ「向こうも面白い」と語った。
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「芸人交換日記」を巡っては、西野さんが自身のツイッターで鈴木さんの小説を批判したことが発端となり、鈴木さんの妻でお笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんがテレビ番組などで怒りをあらわにするなど騒動に発展。3~4日に放送された「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)で謝罪し、一応の決着を見ていた。
西野さんは「『芸人交換日記』とどちらが面白い?」とリポーターから直球の質問が飛ぶと、「ここ盛り上げるなと言われてるんですけど……」と歯切れが悪かったが、「向こうも面白いですよ」と苦笑交じりに回答。更なる追及には、共演のお笑いタレント・マンボウやしろさんが「その件に関しては本当に山里(亮太さん)が……」とちゃかし、西野さんは「本当に止めてくれ」と苦笑するばかりだった。
舞台は、2008年に西野さんが脚本、演出を手がけた作品をリメーク。西野さんが「今自分に書ける最高の台本」と言い切る脚本を、映画「パコと魔法の絵本」の原作となった舞台の脚本・演出を手がける鬼才・後藤ひろひとさんが演出するコメディー作品で、若手俳優の相葉裕樹さんやヒロイン役の木下美咲さん、初舞台となる元横綱の曙太郎さんら個性的なキャストが集結。紀伊国屋サザンシアターで21日から29日まで上演後、仙台、名古屋、大阪でも公演を行う予定。(毎日新聞デジタル)