こうの史代:「出雲」特集番組で新作イラスト描き下ろし

「古代ロマン 歴史の源流・出雲~目には見えない宝もの~」のために描き下ろしたこうの史代さんの新作イラスト (C)こうの史代
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「古代ロマン 歴史の源流・出雲~目には見えない宝もの~」のために描き下ろしたこうの史代さんの新作イラスト (C)こうの史代

 古事記の原文をボールペンで描き出した「ぼおるぺん古事記」の著者でマンガ家のこうの史代さんが、大国主大神を祭る出雲大社(島根県出雲市)の60年に1度の「平成の大遷宮」を特集した山陰放送のドキュメンタリー番組「古代ロマン 歴史の源流・出雲~目には見えない宝もの~」で、出雲と神話をテーマにした60枚の新作イラストを描き下ろした。番組は31日午後2時~同2時54分にTBS系列28局で放送される。

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 出雲大社では、今年5月10日に仮殿に遷座された大国主大神が、元の本殿に帰る「本殿遷座祭」が行われ、2008年から5年間にわたる60年に1度の遷宮が幕を閉じた。番組では、この「平成の大遷宮」をドキュメントでつづり、よみがえった出雲大社の姿を紹介する。モデルやタレントとして活躍中の知花くららさんが“旅人”として出演し、俳優の佐野史郎さんがナレーターを務める。

 こうのさんは番組のために60枚の新作イラストを描き下ろした。イラストはすべて番組で使用しており、「ぼおるぺん神在月」「ぼうるぺん国引き神話」として、ナレーションの声とともにパラパラマンガで出雲の魅力を伝える。

 ほかに、「出雲大社平成の大遷宮」を撮り続けてきた公式フォトグラファーの増浦行仁さんは写真で魅力を伝え、出雲大社の鳥居前で生まれ育ったシンガー・ソングライターの竹内まりやさんは出雲のために楽曲を作り、出雲の人たちとレコーディングを行うなど、出演者それぞれが、出雲への熱い思いを表現している。(毎日新聞デジタル)

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