BS11:Jヴィレッジはいま… 原発事故とサッカー ウイークリーニュースONZE

かつて5000人の観客でにぎわったJヴィレッジのスタジアム。現在は東京電力の単身者用宿舎になっている。
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かつて5000人の観客でにぎわったJヴィレッジのスタジアム。現在は東京電力の単身者用宿舎になっている。

 BS11の報道番組「ウイークリーニュースONZE」は8日、東京電力福島第1原発事故発生後、収束作業拠点として使われた福島県楢葉町のサッカー施設「Jヴィレッジ」の現状を伝える特集「原発とサッカー フクシマ・Jヴィレッジは今」を放送する。

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 「Jヴィレッジ」は1997年、サッカーW杯招致に向け、日本代表強化などを目的とするナショナルトレーニングセンターとして、日本サッカー協会や東京電力など出資して建設された。12面のグラウンドと260人収容の宿泊施設を備え、日本代表の合宿にも使われ、日本サッカー界の躍進を支えた拠点だった。だが、2011年の原発事故で、事故に対応する東電職員や自衛隊員らが除染や宿泊する施設となり、その後は最大3000人の作業員らが防護服に着替える中継基地として利用された。

 番組では、7月に退任した高田豊治・Jヴィレッジ副社長を取材するジャーナリストの木村元彦さんをゲストに、Jヴィレッジの復旧と福島の復興を目指した高田さんの思いなどを取材した。

 放送は8日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞科学環境部編集委員と黒塚まやさん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。(毎日新聞デジタル)

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