アイドルグループ「AKB48」の34枚目のシングルを歌うメンバーを決める「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」で優勝し、4代目の“じゃんけん女王”に輝いたSKE48兼AKB48の松井珠理奈さんが18日、日本武道館(東京都千代田区)でイベント後に会見した。すべてパーを出してじゃんけん女王の座を勝ち取った松井さんは「じゃんけんの順番は一番を引いてしまったので、運を使い果たしたと思ったんですが、一番(優勝)を取れてうれしいです」と喜びを語り、「ドーム公演で左手を骨折したんですが、それが完治したので運があるかもしれないと思って、利き手ではないんですが左手でやりました。それがよかったのかも」と勝因を分析した。
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さらに「力が入るとグーを出す確率が高い気がした」と本番中は緊張しながらも冷静だったといい「この子はこういう性格だからこうくるかな、みたいに考えていました」と相手を観察していたことも明かした。また、第2回のじゃんけん女王で7月に卒業した篠田麻里子さんからも「じゃんけんパワー」をもらったと話し、「ご飯に連れていってくれたり、メールでも『頑張ってね』って言われました。麻里ちゃんのおかげで勝てたのかも」と笑顔を見せた。
松井さんが初の単独センターを務める34枚目のシングルについては「ミリオン(セラー)が自分のところで止まったらどうしよう」と不安を見せながらも、「カッコよくても可愛い曲でもいいんですが、16歳の自分を出す曲がないので等身大の自分が出る元気な曲がうれしい」とはにかみながら語った。トロフィーを持ちながら「センターの重みを感じています」と実感していた松井さんだったが、最後は「(SKEにかけて)『すげーいいー』って言われるように頑張ります! センターは渡しま“センター”」と得意のダジャレで締め、記者たちの笑いを誘っていた。
「選抜じゃんけん大会」は、シングルを歌う選抜メンバーをじゃんけんで決める大会。4年連続4回目の開催となる今回の「選抜じゃんけん大会」は、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、JKT48、SNH48や研究生ら83人(2人辞退)が参加。小嶋陽菜さん、渡辺麻友さん、柏木由紀さん、高橋みなみさんら人気メンバーが相次いで敗退し、連覇を狙った島崎遥香さんも選抜入りを逃した。(毎日新聞デジタル)