島耕作:青春時代描く「学生編」がイブニングで連載へ

12月10日発売の「イブニング」2014年1号で連載がスタートする「学生 島耕作」のイラスト=講談社
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12月10日発売の「イブニング」2014年1号で連載がスタートする「学生 島耕作」のイラスト=講談社

 弘兼憲史さんの人気マンガ「島耕作」シリーズの最新作「学生 島耕作」が、12月10日発売のマンガ誌「イブニング」2014年1号(講談社)で連載を開始することが8日、明らかになった。8日発売の同誌21号に「超重大発表!!!!」「今度の『島耕作』は脱サラします。」というコピーとともに、学生服姿の島耕作が描かれた告知ページが掲載されている。

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 島耕作シリーズは累計3600万部以上を発行する人気作で、83年に「課長 島耕作」のタイトル名で週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載が始まった。弘兼さんがかつて勤務したパナソニック(旧・松下電器産業)をモデルにした大手家電メーカー「初芝電器産業」に勤める島耕作が、社内の派閥抗争とは距離を置きながら出世する団塊世代の“あこがれ”を描いている。出世とともにタイトルも「部長」「取締役」「常務」「専務」「社長」と変更。現在は社長を退任した後の「会長編」がモーニングで連載されている。

 イブニング21号では、連載していた「係長編」が最終話を迎え、シリーズの原点である課長に昇進。モーニングでの連載も含め、これで新入社員から社長までのサラリーマン時代はすべて描かれたことになる。

 「学生編」の舞台は1960年代の早稲田大学で、島耕作は18歳。山口県から上京し、いかにして大企業の頂点に上り詰めたのか、その原点となる青春時代が描かれる。(毎日新聞デジタル)

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