ダンダダン
第7話「優しい世界へ」
11月14日(木)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は「ガリレイドンナ」です。アニプレックスの阿部愛プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
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−−作品の概要と魅力は?
2061年の近未来を舞台に、ガリレオ・ガリレイの血をひく星月(ほづき)、神月(かづき)、葉月(はづき)の三姉妹と自称“ガリレオマニア”のアンナで、「ガリレオテゾロ」の謎を解き明かしていくストーリーです。足立慎吾さんのキャラクターが、Niθ(ニシー)さんのメカとともに、梅津泰臣監督の手で動き回る、見ていて非常に開放感のある作品になっています。
−−アニメにするときに心がけたことは?
三姉妹の“アニメ的理想像”とリアル感のバランスですね。見ていて不快にならない、でもリアルな距離感を描きたい……というような。あと、企画初期に、どこまでを史実で、どこまでをフィクションにするかに関しては、監督の梅津さんとよく話をしました。
−−作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?
完全オリジナル作品なのでよりどころにする原作がなく、誰もが自分の「ガリレイドンナ」を描いているんですよね。それを監督の下、一つに、より合わせていく作業が一番難しかったですね。
大変だったことは、本読みがとても長くて、夕方始めたのに終電も終わってしまい、おなかがすいてばかりいたことでしょうか……。こう書くと(言うと)あんまり大変じゃないような感じがしますけど、思考力が落ちて議論がヘタクソになるんです。
うれしかったことは……作れている今が一番うれしいですね。オリジナル企画は実現しないことも多いですし。監督とも「楽しいね!」とよく言い合っています。そういって笑っている監督は数日寝ていなかったりしますが、そんな現場なので雰囲気がとてもいいです。
−−今後の見どころを教えてください。
姉妹たちは、相手に対して無関心というか仲のよくない間柄なんです。彼女たちの関係性が今後どのように変化していくのか、そしてガリレオテゾロとは何なのか、姉妹たちと一緒に旅に出て楽しんでもらいたいと思います。
−−ファンへ一言お願いします。
星月の飛行艇・ガリレオ号での空中戦あり、三姉妹の人間模様あり、謎解きありであっという間の30分です。ぜひ見てください!
アニプレックス プロデューサー 阿部愛
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