ウルトラマン:“ハヤタ隊員”と47年ぶり“再会”に感激の抱擁

47年ぶりの“再会”に抱き合う黒部進さん(左)と古谷敏さんふんするウルトラマン
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47年ぶりの“再会”に抱き合う黒部進さん(左)と古谷敏さんふんするウルトラマン

 円谷プロダクションによる特撮ドラマの名作「ウルトラマン」のHDリマスター版のブルーレイボックス第2弾の発売記念ジャパンプレミアが18日、東京・六本木で開催中の東京国際映画祭で開かれ、初代ウルトラマンでハヤタ隊員を演じた黒部進さんとフジ・アキコ隊員役の桜井浩子さんが出席。1966~67年の放送当時にウルトラマンの中に入ってアクションを演じた古谷敏さんふんするウルトラマンが登場すると、黒部さんは「いやあ、すばらしい! すごい! じんと来るね」と感激の面持ちで、抱き合って“再会”を喜んだ。

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 ジャパンプレミアは、創立50周年を迎えた円谷プロと東京国際映画祭のコラボイベント。17日のグリーンカーペットイベントにはウルトラ怪獣も登場したが、この日は、新たにHDリマスターで高画質に生まれ変わった「ウルトラマン」のうち3作品を劇場のスクリーンで上映し、黒部さんらによるトークショーを開催。古谷さんが「初代ウルトラマン」を47年ぶりに演じた。

 イベントに先立って報道陣の取材に応じた黒部さんは、高画質に生まれ変わった作品について「こんなにきれいになるのかとびっくりしました。僕ら役者も誇りに思いますよ。細部にわたってきれいになっているので、(若い人にも)新しくファンになっていただけたらうれしい」とコメント。桜井さんも「当時は円谷英二監督の下で無心でお仕事していたので、今皆様の前で大きなスクリーンで上映していただけるのは本当に感無量。生きていて良かったなと思います」としみじみと喜びを語っていた。

 「『ウルトラマン』HDリマスター2.0 ブルーレイボックス2」は「ウルトラマン」本編の第14~26話を収録するほか、約半世紀を経て新たに発見された未公開映像なども特典として収録。1万8900円で25日に発売予定。(毎日新聞デジタル)

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