三谷幸喜:「綾鷹」新CMで「清須会議」ならぬ“急須会議”

三谷幸喜監督が出演する新CM「急須会議」編の1カット
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三谷幸喜監督が出演する新CM「急須会議」編の1カット

 脚本家で演出家の三谷幸喜さんが監督を務める最新映画「清須会議」(11月9日公開)と緑茶飲料「綾鷹」(日本コカ・コーラ)がコラボレートする新CM「急須会議」編が23日から全国で放送を開始した。「綾鷹」の開発に協力した京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」と映画のメインキャラクター・羽柴秀吉のゆかりが深いことから、新CMでは三谷監督が同店の代表・上林秀敏さんと映画のタイトルをもじった「急須会議」と称した対談を繰り広げている。

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 映画は、三谷さんが17年ぶりに書き下ろした時代小説を自ら脚本と監督を担当して映画化。天正10(1582)年、本能寺の変で倒れた織田信長と長男・信忠の亡き後の織田氏の跡取り問題と領地再配分を巡り、尾張国清須城(現・愛知県清須市)で行われた「清須会議」を舞台に、柴田勝家、羽柴秀吉をはじめ歴史に名を残した猛将たちのそれぞれの思惑をコミカルに描く。

 「上林春松本店」は14世紀後半から宇治茶の生産に携わり、豊臣家にも重用されるなど映画のメインキャラクターである秀吉との縁も深いことから今回のコラボが実現。新CMの「急須会議」は、「綾鷹の急須でいれたような緑茶の味わい」と「清須会議」の語呂をもじったもので、三谷さんは同商品の三つのこだわりについて語る上林さんの話を興味深く聞きつつも、隙(すき)あらば映画の宣伝を試みるという内容で、二人のコミカルなやりとりが見どころの一つ。

 同商品のブランドサイトではCM同様、三谷さんと上林さんが対談を行う「合組」編、「にごりの製法」編、「茶葉認定式」編の動画を公開。また、今回の撮影のために上林さんが秀吉ら映画に登場する4人の武将をイメージしてそれぞれ特別に茶葉を組み合わた4種類の茶葉を限定でプレゼントするキャンペーンも実施している。(毎日新聞デジタル)

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