進撃の巨人:「ガメラ」の樋口真嗣監督で実写映画企画が再始動 2015年公開予定

映画化される「進撃の巨人」のイラスト(左)と樋口真嗣監督 (C)諫山創/講談社
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映画化される「進撃の巨人」のイラスト(左)と樋口真嗣監督 (C)諫山創/講談社

 諫山創さんの人気マンガ「進撃の巨人」が、「平成ガメラ」シリーズなどを手がけた樋口真嗣監督がメガホンをとり、実写映画化されることが3日、明らかになった。同作は2011年12月に映画「告白」の中島哲也監督で実写映画化されることが発表されたが、製作が一旦白紙となっていた。その後、中島監督から樋口監督に代わり、新プロジェクトとして製作が再始動することになった。

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 「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ最大約50メートルの巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いた作品で、先の読めない展開が話題になっている。諫山さんのデビュー作で、09年9月に月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)の創刊タイトルとして連載をスタート。コミックスの累計発行部数は11巻までで2500万部以上を誇る。テレビアニメは、4月からMBS、TOKYO MXなどで放送中。

 映画は、「平成ガメラ」シリーズのほかに「のぼうの城」や「ローレライ」「日本沈没」などで知られる樋口監督が手がけ、脚本は連続ドラマ「ブラッディ・マンデイ」や映画「GANTS」2部作などの渡辺雄介さんと、諫山さんとも親交がある映画評論家の町山智浩さんが担当する。原作の諫山さんは実写映画版の脚本や登場するキャラクターにもアイデアを出しているという。

 注目のキャストは未定だが、14年夏から撮影を開始し、15年に公開される予定。(毎日新聞デジタル)

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