ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は19日、プレイステーション(PS)4用のヘッドマウント・ディスプレー(HMD)「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」の開発に着手し、米サンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けの国際会議「ゲームディベロッパーズカンファレンス」で公開した。
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「プロジェクト モーフィアス」は、従来のHMDとは異なり、PS4との融合を前提にすることで、ゲーム内でバーチャルリアリティーが体験できるという触れ込みだ。
プレーヤーがヘッドマウントのユニットを装着すると、眼前に3D空間が出現。ユニット内の加速度センサーやジャイロセンサーに加え、PS4の周辺機器であるPSカメラによってプレーヤーの頭部の動きや位置を検知し、コントローラーを操作せずに、ゲーム内の映像が360度全方向にリアルタイムで変化する。またSCE独自の3Dオーディオ技術を用いて、ゲーム内の音響も、上下左右、前後など全方位から臨場感のあるサウンドが聞こえるようになるという。発売時期や価格は未定。
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