話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、荒木飛呂彦さんの人気マンガが原作の「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」です。津田尚克ディレクターに作品の魅力を語ってもらいました。
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−−作品の概要と魅力は?
25年前に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載していた「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部のテレビアニメです。超能力を可視化した「スタンド」と呼ばれる能力を持った、スタンド使い同士が戦う冒険活劇で、第1部、第2部から続くジョースター一族と宿敵DIOとの戦いの物語でもある。独特の言い回し、個性的なキャラクター、迫力があり、デザイン的に魅力ある絵柄。ほかに類を見ない世界観を持っており、現在のマンガ、ラノベ、アニメ、映画、デザイン、と多岐にわたる分野に多大な影響を与えている作品です。
−−アニメ化するときに心がけたことは?
1部、2部をアニメ化するときと同じで、とにかく作品の持つ世界観を忠実に再現しようとしています。元の作品の持つパワーをできうる限り印象そのままに伝えられるように心がけています。後は画面作りです。1、2部とは絵柄をガラッと変えていこうと思いました。各部で原作の持つ舞台もキャラクターも一新する原作なので、アニメも同じにならないように、見た目は変えていくべきだろう、と思っています。
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
うれしいことは、このタイトルに関われていることでしょうか。子どものころに読んでいた大好きなマンガのアニメ化を自分の手で行えることの喜びは、とても簡単には言い表せません。
大変だったことも同じです。このタイトルを手がけるって決まったときの周りの人からの重圧が半端なかったです。今はもう腹はくくっているのでやれることをやるだけですが、「やっぱりでかいタイトルなんだな」と思いました。
−−今後の見どころを教えてください。
スタンドバトルのアイディア、奇妙さとアクションをハイテンションでお送りする予定です。そこが見どころでしょうか。
−−ファンへ一言お願いします。
これから、承太郎たちは長い冒険の旅に出ます。それはファンタジー世界でなく、実際にあった25年前の風景です。戦う旅行記とも言える承太郎たちの冒険を一緒に旅する感覚で楽しんでいただければ、と思います。
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