ガンダム展:「V作戦」であの操作マニュアルを配布 東京・大阪で実施

「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の「V作戦」で「操作マニュアル」の表紙を受け取った男性
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「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の「V作戦」で「操作マニュアル」の表紙を受け取った男性

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」をPRするサプライズイベント「V作戦」が5日、東京都内3カ所と大阪・梅田で開催された。スカイブルーのTシャツを着たスタッフが、主人公のアムロが発見するガンダムの「操作マニュアル」の表紙を見せ、「これを知っていますか?」と声をかけて配布し、同展への来場を促すという内容で、作戦について数日前から公式ホームページやツイッターでチェックしていたという男性は「このために秋葉原に来ました。シャア少佐に報告します」と話した。

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 同展は東京、大阪で開催され、「V作戦」で配布された操作マニュアルの表紙は、両会場で無料入場券となるほか、持っていると入り口でスタッフが最敬礼をして迎えてくれる。また同展には、V作戦の参加者だけを対象としたフォトスポットや、アムロのジャケットがレンタルできる特典があり、東京、大阪の両会場を訪れると、さらに特別なイベントに参加できるという。

 この日のV作戦は、小雨の降る中、シークレットで敢行された。開始と同時に受け取りにくるファンも多く、秋葉原では約30分で20人ほどが集まった。再放送でガンダムファンになったという中学生たちは「(V作戦については)知らなかったけれどラッキー。大阪に行きます!」と喜んだ。

 作戦は5日のみで、東京の新宿駅、秋葉原駅、有楽町駅周辺、大阪の梅田駅周辺で開催。なくなり次第終了。今後の作戦の実施は未定。

 展覧会は、2014年のガンダム誕生35周年、15年のガンプラ誕生35周年を記念して開催される。シリーズ1作目「機動戦士ガンダム」を中心に、富野由悠季総監督の企画段階のメモや、美術監督の中村光毅さんの美術設定や美術ボード、キャラクターデザインの安彦良和さんの原画など一挙に約1000点を展示する。シリーズ最新作「ガンダムGのレコンギスタ」の最新映像も披露する。

 7月12日~8月31日に大阪文化館・天保山(大阪市港区)で開催。チケットは12日に発売され、一般2000円、中高生1500円、4歳~小学生800円(いずれも前売りは200円引き)。また2015年7月18日~9月27日に森アーツセンターギャラリー(東京都港区)で開催予定。ともに会期中は無休。

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