FLOWER FLOWER:yui率いるバンドが映画主題歌 4曲書き下ろし

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 3月にパニック障害を告白し、現在も療養中の歌手のyuiさん(YUIから改名)が率いる4人組バンド「FLOWER FLOWER(フラワーフラワー)」が、橋本愛さん主演の映画4部作「リトル・フォレスト」(森淳一監督)の主題歌を担当することが4日、明らかになった。yuiさんは春夏秋冬の各編にあわせて、4曲を新曲として書き下ろしたといい「自然(四季)と共に生活していく中で、自分を見つめていく主人公の女性を見て、この作品が自分にとっても特別な作品になることを感じました。イメージもすぐに湧き、4部作という初の試みをメンバー一丸となってセッションしながら、楽しく作っていくことができました」と元気にコメントしている。

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 今作を手がける守屋圭一郎プロデューサーは、yuiさんが主演し主題歌を担当した2006年公開の映画「タイヨウのうた」のプロデューサーも務めた経験があり、今回の起用について「何か目に見えない大きなものとたった一人で戦っているヒロインの姿が、どこかyuiちゃんと重なるような気がしたのです」と説明。春夏秋冬それぞれに別の曲を作ることはyuiさんの提案だったといい、「ソロ時代とは一味違った新しいyuiちゃんを見られるような、すてきな主題歌になっていると思います」と紹介している。

 「FLOWER FLOWER」は、yuiさんが尊敬しているというミュージシャンに声を掛けて結成したバンドで、mura☆jun(むらじゅん)さんがキーボード、mafumafu(まふまふ)さんがベース、sacchan(さっちゃん)さんがドラムを担当。2013年に活動をスタートさせた。

 映画は、マンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載された五十嵐大介さんの同名人気マンガが原作。都会で自分の居場所を見つけることができず故郷に戻った主人公・いち子(橋本さん)が、自給自足の生活をしながら生きる力を充電していく物語。旬の食事・料理とともに描く春夏秋冬の4部作で、作品に描かれる四季にあわせて、夏・秋編は8月30日から、冬・春編は2015年2月14日から公開予定。

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