注目の新譜：森山直太朗「若者たち」　復活した名作ドラマの主題歌で名曲をリメーク

　シンガー・ソングライターの森山直太朗さんがシングル「若者たち」（ユニバーサル ミュージック）を13日に発売した。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「若者たち」は、妻夫木聡さん、瑛太さんらが出演する放送中のフジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」の主題歌。このドラマは、1966年に放送された青春ドラマ「若者たち」をベースにしている。世相を反映させながら、両親を亡くした5人兄弟がたくましく生きる姿を描いたストーリーは当時の人々の共感を呼び、ドラマは大ヒットを記録した。「若者たち2014」はこのストーリーを現代に置き換えた群像劇だ。

　森山直太朗さんが歌う「若者たち」は、1966年版のドラマでも主題歌だった佐藤勝さん作曲の歌で、当時は「若者たち～空にまた陽が昇るとき」というタイトルが付いていた。ドラマの大ヒットに合わせて主題歌は大ヒット、70年には学校の音楽の授業で取り上げられるスタンダードナンバーとなった。森山さんのバージョンには、2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で音楽を担当した中島ノブユキさんや高田漣さん、権藤知彦さんといった現在の日本の音楽シーンを支えるミュージシャンが集結。森山さんが歌うおなじみのメロディーを、ストリングスやコーラス、ハープなどの柔らかな音色が包み込む仕上がりとなっている。

　シングル「若者たち」は全5曲入りで1296円。森山さんは今作と同時に、ライブDVD「コンサートツアー2013～2014『自由の限界』～そろそろ本当の俺の話をしようか～」を発売する。価格は4860円。