安倍なつみ:恩師つんく♂への思い明かす 「ずっと成長を見守って」

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 元モーニング娘。の安倍なつみさんが18日、サントリーホール(東京都港区)で行われた初のクラシカルクロスオーバーアルバム「光へ−Classical & Crossover−」の発売記念コンベンションの前に報道陣の取材に応じた。モー娘。を卒業して10年になる安倍さんは、喉頭(こうとう)がんで闘病中のプロデューサーのつんく♂さんについて聞かれると、「時々連絡を取っています。治療は今も続けていると聞いていますが、早く治して元気になってほしい。ずっと成長を見守っていてほしい」と恩師への思いを話した。

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 クラシカルクロスオーバーは、クラシック音楽とポピュラー音楽が融合した音楽ジャンルで、本田美奈子以降、活躍する歌手がいなかったという。この日、新曲の「光へ」を披露した安倍さんは、「大きなチャンスをいただけて、夢のようなこと。今日が第一歩です」と緊張気味。「つんく♂さんにアルバムはまだ聞いてもらっていない」と明かしたが、「ちゃんとアルバムができ上がってから、メッセージを一筆書いて送ります。いつもそうしています」と話していた。

 芸能活動休止中の矢口真里さんについて聞かれると、「矢口だけにかかわらず、みんなに聞いてもらおうと思います」と話した。今後の目標については「いつかはオーケストラの中でコンサートができたら」と目を輝かせ、モー娘。のデビュー曲「モーニングコーヒー」を歌った頃と「似た感情はどこかにありますね」と笑顔を見せた。

 アルバムは、安倍さんがミュージカルやライトクラシックの名曲を歌う。NHKドラマ「坂の上の雲」のメインテーマ「Stand Alone」やミュージカル「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」、「オン・マイ・オウン」、英民謡「グリーンスリーヴス」など全12曲が収録されている。10月22日発売。

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