東野圭吾:「マスカレード・イブ」が1カ月半で100万部突破

発行部数100万部を突破した東野圭吾さんの「マスカレード・イブ」の表紙
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発行部数100万部を突破した東野圭吾さんの「マスカレード・イブ」の表紙

 人気作家の東野圭吾さんの新ミステリー「マスカレード」シリーズの第2弾「マスカレード・イブ」(集英社)が、8月21日の発売から約1カ月半で、発行部数100万部を突破したことが1日、明らかになった。

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 「マスカレード」シリーズは、「すべてを疑う」をモットーに大胆な推理をする若い刑事・新田浩介と、細やかな観察眼を持つ優秀なホテルクラーク・山岸尚美のコンビが繰り広げるミステリー。前作「マスカレード・ホテル」は、不可解な連続殺人事件の後、動機もターゲットも不明のまま、次の犯行現場に超一流ホテルが予告され……という物語が展開した。「マスカレード・イブ」は、新田と山岸が出会う以前の2人が登場する連作短編集で、東野さんの提案によって、単行本を経ずに文庫を刊行する「いきなり文庫」という形で発売された。

 集英社広報部によると、「マスカレード」シリーズの累計発行部数は216万部を突破しており、「マスカレード・ホテル」の単行本と文庫合わせて116万部を発行している。

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