俳優の織田裕二さんが7日、東京都内で行われたWOWOWの主演ドラマ「株価暴落」の会見に登場。9月に第1子を授かったことが報じられた織田さんは、報道陣から「奥様の第1子妊娠おめでとうございます」と声を掛けられると、笑顔で「ありがとうございます」と会釈して会場を後にした。

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　「株価暴落」は、池井戸潤さんの小説が原作。爆破テロの標的にされた経営再建中の巨大スーパーの一風堂を巡り、警察とメガバンク・白水銀行の銀行員たちの思惑がぶつかり合う……という内容で織田さんは孤高のバンカーを演じる。全5話。WOWOWプライムで19日から毎週日曜午後10時放送。初回は無料放送。

　同放送局で、池井戸さんの作品をドラマ化するのは、「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」に続く第3弾。織田さんは「『やっと来たか』という思いでした」と話し、「過去の2作品を見ていて、（この2作を作った）このチームとやれることがうれしかった」と撮影を振り返った。

　会見には、「爆破事件」の鍵を握る男・犬鳴黄役の瀬戸康史さん、爆破事件を捜査する警視庁捜査1課警部補・野猿宏満役を演じる板尾創路さん、一風堂・取締役広報室長・財前知春役の石橋凌さんも出席。会見で織田さん演じる板東のライバルともいえる上昇志向が強いエリート行員・二戸を演じる高嶋さんが「織田さんと、トイレに行くタイミングが一緒になることが多かった。トイレでせりふを暗唱している役者さんが、（自分以外に）ここにもいたと思って（織田さんの）株がニつ上がった」と暴露すると、織田さんは顔を手で隠し、恥ずかしそうにしていた。