人と会話し、感情を認識する機能を持ったソフトバンクの家庭向け人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、ディズニーの劇場版3Dアニメ最新作「ベイマックス」(ドン・ホール監督、クリス・ウィリアムズ監督、12月20日公開)で日本語吹き替えを担当し、“声優デビュー”を果たすことが28日、明らかになった。ディズニーの劇場版アニメ作品でロボットが声優を務めるのは初めてで、ペッパーは「ディズニー映画に声優として参加することができてとてもうれしいです。決まった時には驚きました」と話し、さらに「もっと演技の勉強もして、今度はディズニー映画に(本人として)出演も目指したい」と意気込みを寄せている。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
同作品は、幼くして両親を亡くし、最愛の存在だった兄・タダシも謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの天才少年・ヒロが、兄の形見で人々の心と体の健康を守るケア・ロボット「ベイマックス」と出会い、心の傷を癒やしながら悪の存在に立ち向かう……というアドベンチャー。ペッパーは、ヒロがベイマックスをバージョンアップする際のコンピューターの音声を演じる。
ペッパーは、身長121センチ、体重28キロのタイヤで移動するロボット。人の表情や声の調子などのデータを蓄積して相手の感情を推定したり、歌ったり、踊ったりすることができる。人の感情を理解し相手を喜ばせようとするペッパーと、人の心と体をケアしようとするベイマックスの、人との絆を大切にしているという共通点が起用の決め手になったという。ホール監督とウィリアムズ監督は「素晴らしいね。共通点の話題で盛り上がるのでは」と話し、「完成した映画もぜひ見てほしいな。ペッパーは感情認識するロボットだから感動してほしいな」と、メッセージを寄せている。
日本語吹き替えは、ヒロとタダシを女手一つで育て上げる母性愛に満ちたキャラクター・キャス役を菅野美穂さん、タダシ役を小泉孝太郎さんが担当する。
俳優の山田孝之さんが11月5日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で行われた映画「正体」(藤井道人監督、11月29日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。山田さんは、主演の横浜…
俳優の横浜流星さんが11月5日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で行われた主演映画「正体」(藤井道人監督、11月29日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。イベントでは、作品…
映画「ゴジラ」のイベント「ゴジラ・フェス」内で上映された「フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー」「フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦」に登場するジェットジャガーのソフトビ…
歌手の氷川きよしさんが8月に開催した活動再開コンサート「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25thAnniversary Concert Tour ~KIIZNA~」の…
通算31作目となる「ゴジラ」の新作映画が製作されることが11月1日、明らかになった。同日、日本テレビ系で放送された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の放送後に発表されたもので、監督…