ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、スマートフォン向けマンガアプリ「comico(コミコ)」で連載中の夜宵草さんの「ReLIFE(リライフ)」(アース・スター エンターテインメント)です。NHN PlayArtのcomico事業部マネージャー・春木博史さんに作品の魅力を聞きました。
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−−この作品の魅力は?
「ReLIFE」は、縦スクロール形式やコマ割りのないフルカラー表現など、スマートフォンに最適化した無料コミックサービス「comico」で連載する作品です。この作品の魅力は、学生と大人の両方の目線で楽しめる作品ストーリー構成と、スマホから生まれたマンガというところにあると思います。
「ReLIFE」は、社会で挫折を味わい27歳にして就職活動中の主人公・海崎新太が、「リライフ研究所」の被験者として1年限定で高校生へと“若返り”、再び青春を送るストーリーです。学園生活を舞台としながらも主人公は人生に悩むフリーターという設定なので、同じように青春生活を送る学生から、青春時代を懐かしむ大人まで、幅広い目線から楽しんでいただけます。また「ReLIFE」は、「comico」の枠を超えて今年8月に単行本の販売を開始しました。単行本はアプリ版の内容を加筆して読みやすく再編集しており、また異なる感覚でお楽しみいただけます。スマホ版と単行本、それぞれの読みやすさを追求して構成されているところも、「ReLIFE」の見どころです。
−−作品が生まれたきっかけは?
「ReLIFE」は、作家・夜宵草さんの実体験がストーリーのベースになっています。「ReLIFE」の主人公・海崎新太は新卒で入社した会社を3カ月で辞めていますが、夜宵草さんも大学卒業後に入った会社を趣味のマンガが描けないストレスなどから3カ月で退職しています。まさに「ReLIFE」の主人公と似た状況だったそうです。自分と同じように人生に悩む人たちを応援する気持ちで、「ReLIFE」がスタートしました。今思えば、ここが夜宵草さんにとっても“ReLIFE”、第二の人生のスタートだったのではないでしょうか。
−−編集者として作品を担当して、今だから笑えるけれど当時は大変だった……、もしくはクスッとしたナイショのエピソードを教えてください?
「ReLIFE」単行本1巻が店頭に並んだ日、我々編集部は東京で書店を訪問し、「ReLIFE」をPRしたり売れ行きを尋ねたりしていました。一方、夜宵草さんも、生活の拠点とする大分で自らサイン色紙を持って「『ReLIFE』をよろしくお願いします!」と書店を訪問していたようなんです。それを受けた書店では、「まさか作家本人が来るなんて!」と驚きの声があがり、書店スタッフから大注目だったそうです。
−−今後の展開は?
現在2巻まで単行本を販売していますので、引き続き3巻、4巻とシリーズ発売を続けていく予定です。その他の展開については未定ですが、ますますこの作品・作家が有名になってくれるよう、支援をしていきたいと思っています。
−−読者へ一言お願いします。
夜宵草さんは新人作家の気持ちで、常に必死に執筆しています。読者のみなさんから寄せられるコメントにはいつも元気づけられていますので、これからも応援をよろしくお願いします。読んだことの無い方は、「comico」で最新話まで公開していますので、読んでみていただければうれしいです。ありがとうございました。
NHN PlayArt comico事業部 マネージャー 春木博史
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