プロフィギュアスケーターの鈴木明子さんが5日、札幌で開催中の「第66回さっぽろ雪まつり」内に設置されたスケートリンクで、4~6歳のフィギュアスケート初心者の子どもたちに向けてスケート教室を行った。「オペラ座の怪人」の音楽に合わせ、華麗なスケーティングで登場した鈴木さんは「子供たちに教えるのは初めてなんで、緊張しているんですけれど、頑張りたいと思います!」と意気込んだ。
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大歓声の中、演技を披露した鈴木さんは「いつも屋内でスケートしていたので、屋外で滑ると気持ちいいですね!」とにっこり。教室では、子供たちに手取り足取り、滑り方はもちろん、転び方まで丁寧に指導。鈴木さんは「自分もスケートをずっと続けてきて、何事も続けることが大事だということを伝えたい」と力を込めた。子供たちに対しては「覚えるのが早い! もっとスケートを好きになって、いろんなことにチャレンジしてほしいと思います」と、未来のスケート選手にエールを送った。
5日は、さっぽろ雪まつりの初日で、会場は札幌市とJ:COM札幌が共同で2008年から運営する体験型スケートリンクで、スケート教室を開くのは今年で3年目。昨年は約8500人が利用した。雪まつりは初めてだという鈴木さんは「競技では来たことがあったのですが、雪まつり会場を歩いてみて、この時期の北海道いいなあと思いました」と笑顔で語り、11 年後の冬季五輪招致を狙う北海道について「オリンピックに出たことはありますが、きちんと見たことがないので、今度は間近で見たい。北海道にはスケートリンクもたくさんあるので、いい選手が出てきてくれるといいですね」と、期待を寄せていた。
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