2000年代に大ヒットしたアーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」(セガ)の後継機「新甲虫王者ムシキング」が、13日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した最新アーケードゲームの展示会「ジャパン アミューズメント エキスポ2015(JAEPO2015)」のセガのブースでお披露目された。
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「甲虫王者ムシキング」は、03~10年に展開された子供向けゲーム。カブトムシなどの昆虫がプリントされたカードを使ってじゃんけんのルールで対戦する。カードの累計出荷枚数は約4億9800万枚に達したほか、公式大会が10万回以上催され、回数がギネス記録に認定されるなど人気を集め、テレビアニメも放送された。
後継機は、育てたムシをカード化できるほか、カブトムシやクワガタなどの形をしたプラスチック製の玩具「Vガジェ」を本体にセットすると、ムシが大幅にパワーアップする。Vガジェは、1プレーにつき一つ付与されるスタンプを五つ集めると、手に入る。セガの担当者はVガジェを導入した狙いを「手に残って遊べるものを提供したかった」と話している。今夏から稼働予定。
「JAEPO」は、日本アミュ−ズメントマシン協会(JAMMA)と全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)などが主催。カプコンやセガ、コナミなど約30社が出展し、最新のアーケードゲーム機やクレーンゲームの景品、関連製品などが展示されている。13日は関係者向けのビジネスデーで、14日は一般公開日となる。入場料は1000円、小学生以下と60歳以上は無料。
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