くちびるに歌を:青山剛昌ら人気マンガ家が絶賛

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 女優の新垣結衣さんの主演映画「くちびるに歌を」(三木孝浩監督)の公開を前に、人気マンガ「名探偵コナン」の作者・青山剛昌さんらマンガ家が絶賛コメントを寄せている。青山さんは「音の使い方がとてもうまい映画です! 自分も壁にぶち当たったとき、『ド』の音を2回、心に鳴らして新たな一歩を踏み出そうと思います!」とたたえている。

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 三木監督がメガホンをとり実写映画化され話題を集めた人気マンガ「アオハライド」の作者・咲坂伊緒さんは、「それぞれの抱えているものがどうしようもなく切なくて、何かの拍子にポキッと折れてしまってもおかしくない心を、この場所が支えてたんだと思うといろいろな感情の涙が出ました。みんなみんな頑張った! 歌があってよかった!」と絶賛。

 同様に三木監督が実写映画化したマンガ「ソラニン」の作者で知られる浅野いにおさんは、「どうしても一歩が踏み出せないときもあるけれど、その一歩が誰かを救うこともあるというのなら、それは大きな勇気になる。ひたむきな子供達の姿が、冷えきって固くなった大人の心を少しだけ溶かしてくれました」とコメントしている。

 映画は、アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を基にした中田永一さんの小説「くちびるに歌を」(小学館)が原作。東京から長崎・五島列島の中学校にやってきた臨時教員の柏木(新垣さん)が合唱部の顧問となり、コンクール出場を目指す部員たちに“15年後の自分”へ手紙を書くよう課題を出す……というストーリー。28日公開。

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