藤野涼子:新人女優が主演映画“卒業”に泣き笑い

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 宮部みゆきさんのミステリー小説が原作の映画の後編「ソロモンの偽証 後篇・裁判」(成島出監督)の初日舞台あいさつが11日、東京都内で行われ、主演を務める新人女優の藤野涼子さん、佐々木蔵之介さん、夏川結衣さんらが登場。無名の新人ながら前後編で主役を演じきった藤野さんは、成島監督から“卒業証書”を授与され、父母役の佐々木さんと夏川さんからねぎらいの言葉を掛けられると泣き笑いの表情で「今日で(皆と)別れてしまうのがつらいし寂しい。お父さん、お母さんと離れてしまうことはとても寂しく思いますが……これからも頑張っていこうと思います」と時々声を詰まらせながらあいさつした。

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 舞台あいさつには、板垣瑞生さん、女性ダンス・ボーカルグループ「E−girls」の石井杏奈さん、清水尋也さん、富田望生さん、前田航基さん、望月歩さんの中学生キャストも出席し、成島監督から卒業証書を授与された。成島監督は石井さんに「E−girlsの活動で忙しい中、ツアーも休んでこの映画に懸けてやりきった。(映画に出演した)永作博美さんが(アイドルグループ)『ribbon』をやってらっしゃって、今は日本を代表する女優になりましたけれど、石井もそうなれるように願っています」と声をかけた。

 「ソロモンの偽証」は宮部みゆきさんのミステリー小説を2部構成で映画化した作品。雪が降ったクリスマスの朝、藤野涼子(藤野さん)らが積もった雪の中に同級生の遺体を発見。自殺と断定されるも告発文が届き、さらに新たな犠牲者が出たことで、ついに学校内裁判が開廷される……というストーリー。

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