レベッカ：20年ぶり再結成　8月にライブ「もう一度やってみたい」

　1991年に解散したロックバンド「レベッカ」が20年ぶりに再結成し、8月にライブを開催することが21日、明らかになった。同バンドがライブを開催するのは95年に阪神大震災の復興ライブを横浜アリーナ（横浜市港北区）で開催して以来。同バンドは「夢がしぼみ、情報が氾濫している今の時代にREBECCAを見直してみたい。当時の曲を、今の自分たちで再現して、もう一度やってみたい」とコメントしている。

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　レベッカは、84年にメジャーデビューしたロックバンド。NOKKO（ノッコ）さんのキュートでパワフルな歌声やファッションが話題を呼んだ。4枚目のシングル「フレンズ」（85年）が大ヒットし、アルバムもミリオンヒットを記録したが、人気絶頂の中、91年に解散した。

　再結成メンバーは、NOKKOさん、土橋安騎夫さん、高橋教之さん、小田原豊さんで、サポートメンバーとして是永巧一さん、中島オバヲさんが参加する。再結成ライブは「Yesterday，Today，Maybe Tomorrow」と題され、8月12、13日に横浜アリーナで開催される。チケットは5月31日から発売開始。

　◇レベッカのコメント全文。（原文まま）

ずっとひとりぼっちだと思っていた。

いつも宿題を抱えていて、いつも締切に追われていた。

REBECCAの活動を中途半端に終えてしまったという気持ちがあった。

REBECCAはずっと、触れてはいけないパンドラの箱だったけど

時が経ち、心に余裕ができてきて、

このパンドラの箱を開く勇気が湧いてきた。

そして勇気を出して開けてみたら、

パンドラの箱の中でREBECCAは、熟していた。

もう、ひとりじゃないと気付いた。

夢がしぼみ、情報が氾濫している今の時代にREBECCAを見直してみたい。

当時の曲を、今の自分たちで再現して、もう一度やってみたい。