アニメ1週間:花澤香菜がガッチャマン悪役に喜び 「甘ブリ」声優陣が東京ヴェルディとコラボ

「ガッチャマンクラウズ インサイト」の制作会見に登場した声優陣
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「ガッチャマンクラウズ インサイト」の制作会見に登場した声優陣

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(15~21日)は、声優の花澤香菜さんがアニメ「ガッチャマンクラウズ インサイト」の会見で役について語った話題や、アニメ「甘城ブリリアントパーク」の声優陣が東京ヴェルディとのコラボイベントに登場した話題などが注目を集めた。

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 声優の花澤香菜さんが、7月から放送予定のテレビアニメ「GATCHAMAN CROWDS insight(ガッチャマンクラウズ インサイト)」(日本テレビほか)の制作会見に登場した。同作は1970年代の名作アニメから生まれ、2013年7~9月に放送された「ガッチャマンクラウズ」の第2期。「科学忍者隊ガッチャマン2」の悪役と同じ名前の「ゲルサドラ」役を務める花澤さんは「キャラクター紹介には悪役っぽい言葉はまったく書いていないんですね。ただ、ゲルサドラですから、どうなるか期待してほしい。悪役はうれしいですし、楽しみ」と笑顔を見せた。会見には主人公の一ノ瀬はじめ役の内田真礼さんや、石原夏織さんらが出席した。

 17日、アニメ「甘城ブリリアントパーク」の声優の内山昂輝さんと加隈亜衣さん、藤井ゆきよさんが、味の素スタジアム(東京都調布市)で開催されたサッカーJ2・東京ヴェルディ対徳島ヴォルティス戦でトークショーを行った。アニメで主人公・可児江西也(かにえ・せいや)役の内山さんは、試合前に「我々が来たからには勝つぞ!」と叫び、ハーフタイムには千斗いすず役の加隈さんも「得点シーンが見たい」と期待。試合は0対0の引き分けに終わり、内山さんは「惜しいシーンはあったけど……」と悔しそうに話した。コラボ企画は今回で3回目で、東京ヴェルディの担当者は「コラボをきっかけに、チームのファンクラブに入ったという声も聞いている」と手応えがあることを明かしている。

 20日には、日本音楽著作権協会(JASRAC)が前年度の著作物使用料の分配額が多かった音楽作品の著作者らを表彰する「2015年 JASRAC賞」が発表され、国内作品の第2位にあたる「銀賞」に「進撃の巨人BGM」が選ばれた。作曲家の澤野弘之さんは同日、東京都内で開かれた贈呈式で「このような賞がいただけたのは、100%といっていいほど、『進撃の巨人』のヒットと影響力のお陰。ぼくがいただいてしまっていいのかなという気持ち」と戸惑いながらも喜びを語った。

  また、今週は森博嗣さんのミステリー小説をアニメ化する「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」が、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で10月から放送されることが分かった。キャラクター原案を手がける浅野いにおさんが描いた、鮮やかな黄色の背景に真賀田四季、犀川創平、西之園萌絵の3人が立つビジュアルもお披露目された。監督は「エルフェンリート」などの神戸守さん、シリーズ構成は「ガッチャマン クラウズ」などの大野敏哉さん。音楽はアニメ「機動警察パトレイバー」の川井憲次さん。制作は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の「A-1 Pictures」。

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