マツコとマツコ:「ギャラクシー賞」4月度月間賞を受賞 日テレバラエティーでは2年ぶり

等身大アンドロイドの「マツコロイド」(左)とマツコ・デラックスさん
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等身大アンドロイドの「マツコロイド」(左)とマツコ・デラックスさん

 タレントのマツコ・デラックスさんと、マツコさんをモデルにした等身大アンドロイド「マツコロイド」が“共演”する番組「マツコとマツコ」(日本テレビ系)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」テレビ部門の2015年4月度月間賞を受賞したことが22日、分かった。日本テレビのバラエティーが同賞を受賞したのは13年5月に「月曜から夜ふかし」が受賞して以来2年ぶり。

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  「マツコとマツコ」は、人間そっくりのアンドロイドはどこまで人間に近づけるのか?などをテーマにした“世界初”のアンドロイドバラエティー。番組ではマツコロイドを通しての恋愛相談や地方ロケなどを行っている。マツコロイドは、電通と電通テックのデジタル技術を駆使したノンヒューマン・タレント開発事業「デジタレ」の第1弾として開発。アンドロイド研究で知られる大阪大の石黒浩教授が監修し、マツコさんの全身を型取りして制作され、表情やしぐさ、クセなどを再現できる。

 同賞を主催する放送批評懇談会は、選出理由について「マツコロイドのビジュアルだけでインパクトは十分。さらに純粋な心理実験としての面白さが、バラエティ番組としての面白さを下支えしていて見事。マツコ・デラックスの番組を回す実力ももちろんながら、彼女をモデルに選んだ石黒教授の選球眼がそもそも的確だったといえるだろう」と説明している。

 また、番組の吉無田剛プロデューサーは「当初は自分そっくりのアンドロイド、マツコロイドを気持ち悪がっていましたが、今ではマツコさんにとって“自分の相方”に感じるくらいになったそうです。スタジオでのトークも収録のたびに面白くなっています。世界初のアンドロイドバラエティーとして、まだ一度もやったことがないさまざまな検証をこれからもトライしていこうと思っています。このたびは本当にありがとうございました」と喜びのコメントを寄せている。

 番組は毎週土曜午後11時に放送されている。

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