うる星やつら:劇場版6作品を収録したBDボックス24日発売

「うる星やつら」の劇場版BDボックス(C)高橋留美子/小学館
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「うる星やつら」の劇場版BDボックス(C)高橋留美子/小学館

 1980年代の人気アニメ「うる星やつら」の劇場版6作品を収録したブルーレイディスク(BD)ボックスが24日に発売される。人気キャラクター・ラム役を務めた声優の平野文さんは「底知れぬ面白さ、楽しさ、おかしさ……すべての源は原作です。私たちは、原作者・高橋留美子先生への敬愛と返礼を、そのセリフひとつひとつに込めて収録を重ねていきました。みなさまもぜひ、そうした思いを共有しながら、改めてご覧になってみてください」とコメントを寄せている。

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 「うる星やつら」は、「めぞん一刻」「犬夜叉」などで知られる高橋さんのマンガが原作。頭の中は女性のことばかりのダメ高校生・諸星あたると、地球にやってきた鬼族の娘・ラムちゃんとの奇想天外なラブストーリーで、毎回あたるとラムちゃんが、友引高校の生徒や一般市民を巻き込みドタバタ劇を繰り広げる。アニメは、81年10月~86年3月にフジテレビ系で放送され人気を集め、83~91年に劇場版全6作、85~91年にOVA11作品が製作された。

 BDボックスには、「うる星やつら オンリー・ユー」(83年)、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(84年)、「うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ」(85年)、「うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー」(86年)、「うる星やつら 完結篇」(88年)、「うる星やつら いつだってマイ・ダーリン」(91年)の6作品を収録。「オンリー・ユー」「3 リメンバー・マイ・ラブ」「4 ラム・ザ・フォーエバー」「完結篇」「うる星やつら いつだってマイ・ダーリン」がBD化されるのは初めて。3万4800円(税抜き)。

 同作の魅力について、平野さんは「どのキャラクターが主役になってもストーリー展開できるほど、個々のキャラクター完成度が高い。それが最大の魅力だと思います」と紹介。あたる役の古川登志夫さんは「多くの人にとって学園生活はノスタルジックで鮮烈な青春のメモリアル。その学園を中心に、底抜けにアンリアルで不条理な世界観が展開されるのが『うる星やつら』の魅力であり、見どころだと思います」と話し、「BDボックスのリリースは本当にうれしい! ぜひ楽しんでくださ~い」と呼びかけている。

 なお、「うる星やつら 了子の9月のお茶会」「うる星やつら アイム THE 終ちゃん」などOVA11作品を収録した「OVA BDボックス」も発売中。1万7400円(税抜き)。

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