マンガ新連載:「天賀井さんは案外ふつう」 “スパイラル”コンビの新境地 タイトルで悩みも

12日発売の「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)9月号で掲載された「天賀井(てんがい)さんは案外ふつう」の扉絵 (c)Kyo Shirodaira/SQUARE ENIX (c)Eita Mizuno/SQUARE ENIX
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12日発売の「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)9月号で掲載された「天賀井(てんがい)さんは案外ふつう」の扉絵 (c)Kyo Shirodaira/SQUARE ENIX (c)Eita Mizuno/SQUARE ENIX

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。テレビアニメ化もされた「スパイラル」を生み出した城平京(しろだいら・きょう)さんと水野英多さんのコンビによる新作「天賀井(てんがい)さんは案外ふつう」が、12日発売の「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)9月号で始まった。

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 第1話「犬も歩けば棒に当たる」では、2匹の化け物がいたと言われる地域・常伊(とこい)にある高校に、天賀井悠子という少女が転校してきた場面から始まる。悠子は自己紹介で「実家で兄が座敷牢に入っている」などと話して、クラスから浮いてしまうのだが、そのことが理解できず「友達ができない」と悩みながら、屋上前の扉で1人で弁当を食べていた。そこに同じクラスの男子生徒と副担任の教師が密談する場面に出くわした……というストーリーだ。

 ◇スクウェア・エニックス 月刊少年ガンガン編集部 湯村宣昭さん

 「スパイラル ~推理の絆~」「スパイラル・アライヴ」の城平京先生&水野英多先生のコンビ、待望の新連載「天賀井さんは案外ふつう」が月刊少年ガンガンで始まりました。

 城平京先生と作品タイトルを決める際に最初に出たものの一つが「それほど不思議はありません」でした。正式タイトルとはなりませんでしたが、言葉のイメージが作品テーマと合っているためかなり悩みました。第1話以降読んでいただいた読者は、この言葉が持つ意味合いをいろいろ考えていただくと更に面白さが増すかもしれません。ちなみに他にタイトル候補には「イワシの頭もたいせつだ」も上がっていました。

 城平京先生と水野英多先生の新境地、ぜひご覧ください。

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