昨年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた沖縄県出身の西銘駿(にしめ・しゅん)さん(17)が、特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダーゴースト」(テレビ朝日系)で、「仮面ライダーゴースト」に変身する主人公・天空寺タケルを演じることが18日、明らかになった。同日、東京都内で行われたドラマの制作発表会見に出席した西銘さんは「今この場に立っていることが夢のようで、うれしく思っている」と喜びを語った。
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西銘さんは1998年2月20日生まれ、沖縄県うるま市出身の高校3年生。昨年11月に行われた「第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」では、全国1万3520人の応募者の頂点に立ち、沖縄出身者として初めてグランプリを獲得した。「仮面ライダー」シリーズではこれまで、「仮面ライダー555」の半田健人さん、「仮面ライダーオーズ/OOO」の渡部秀さん、「仮面ライダーウィザード」の白石隼也さん、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の佐野岳さんといったジュノンボーイ(コンテストのファイナリスト)が主演を務めてきたが、西銘さんはコンテスト後、1年未満という史上最速での異例の抜てきとなった。
西銘さんは、これまで演技経験は「ない」といい、ドラマに出演するのも今回が初めて。「演技の経験がない僕が(主演を)務められるか不安だった」と胸の内を明かしつつ、「スタッフさん、キャストさんに支えられて、今は楽しくやっている」ともコメント。また趣味にスポーツ、特技に球技を挙げており、アクションには「自信があった」というが、「いざ挑戦してみたら、受け身や転がったりができなくて……」と苦笑い。それでも「徐々に成長しているので、(アクションには)注目してほしい」と前を向くと、 「仮面ライダーゴースト」を「仮面ライダー史上、一番印象に残る作品にしたい」と意気込んだ。
「仮面ライダーゴースト」は、平成仮面ライダーシリーズ17作目。異世界の怪人「眼魔(がんま)」の手により一度は命を失ったタケルが、仙人の不思議な力により仮面ライダーになる力を授けられ、「仮面ライダーゴースト」として復活。タケルがこの世にとどまることができる期間は99日で、完全に生き返るため、集めれば願いをかなえられるという「15の偉人」のアイコンを求め、戦いに身を投じていく……という内容。10月4日から放送される。
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